このたびは、昇段の機会を頂き、ありがとうございました。
私が空手を始めた4歳のとき、審査で見た黒帯の先輩の姿はとてもカッコよく、自分もいつか黒帯を締めたいと思いました。
初めての大会は2回戦負けでした。
自分より上の帯の相手に弱気になり、気持ちが折れてしまいました。
試合後、だんだんと悔しさが込み上げてきました。
遠田師範代がある日「何事も諦めたらそこで終わりだ。辛いときほど前に出ろ。絶対に諦めないという強い気持ちで最後まで戦い抜け。」とおっしゃいました。自分に足りないのはこの心構えだと思いました。
稽古や試合でどんなに辛く苦しくなったときでも「絶対に諦めない」と心に誓いました。
入門から6年半、厳しい稽古に挫け、組手に悩んだときも、遠田師範代を始め、道場の先輩や仲間に支えられながら、ここまで続けることができました。
審査では南里師範の目の前でとても緊張しましたが、基本・移動・型ともに練習の成果を出すことができました。
10人組手の前日、先輩たちが苦しそうな表情で戦っていた姿を思い出すと、緊張と怖さが増してきましたが、当日、一緒に頑張ってきた同学年の仲間2人が先輩に立ち向かっていく姿を見て、「自分も頑張るぞ」と勇気が湧いてきました。
黒帯の先輩の突きと蹴りは強く痛く、心が折れそうなときもありましたが、道場の先輩や仲間が「耐えろ!頑張れ!」と応援してくれて、「最後まで絶対に諦めないぞ」と必死で足を上げ続けました。
このたびの昇段は、これまでご指導くださった南里師範、遠田師範代、先輩方、一緒に頑張っている仲間たちのおかげと心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。
これからも心技体を磨き、日々精進していきたいと思います。押忍
東京東支部
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