「38年来の夢を叶える」
私が極真空手を知ったのは、40年以上前、中学生の頃でした。
極真空手の圧倒的な強さに、大きな憧れを抱いたものです。
とはいうものの、私の育ったところでは、空手を教える道場もありませんでした。
高校に進学したとき、少し遠方ではありましたが、友人より「極真空手の道場がある」と聞き、早速入門させていただきました。
遠方だったことや大学受験、そして大学に進んでからはバイトなどで足繁く通うこともできず、「いつかは黒帯を!」と思いつつ、徐々にフェードアウトしていってしまいました。
そして時は流れ27年。
いつの間にか自分も父親になり、子供たちが「空手を習いたい」と言い出したことが空手熱再燃のきっかけでした。
たまたま、近隣の公共施設で新極真空手を教えていることを知り、子供たちを見学に連れて行ったところ、果たせなかった自分の夢を叶えるために再度チャレンジしたくなり、子供たちとともに東京東支部でお世話になることにしました。
再開後しばらくは、長年のブランクと加齢のため、全くと言っていいほど動くことが出来ず、苦悩の日々でした。
しかしながら、ご指導戴きました嶋村先輩からの励まし、遠田師範代のすばらしいご指導、そして子供たちと共に稽古する喜びに支えられ、今まで継続することが出来ました。
高校・大学生の時は「強くなる=黒帯」という思いでしたが、遠田師範代、直接指導いただいている嶋村先輩、そして諸先輩方の後ろ姿を見て、後輩たちのよき範、よき指導者たること、そして支部や新極真会という組織に貢献するということが黒帯の重要な役割であると認識しております。
未だ至らぬところばかりではありますが、黒帯の責をしっかりと果せるよう、引き続き精進して参ります。
最後になりましたが、昇段審査の機会をくださいました南里師範、遠田師範代、そして受審を進言くださいました嶋村先輩には心より御礼申しあげます。押忍。
東京東支部
支部長/責任者:南里宏
連絡先住所:東京都江東区亀戸6-41-5-103
電話番号:03-3683-5609