自分が始めて手塚道場に入門をしたのは、15年前になります。
最初はミットを打つだけで手や足の皮が剥け、なぜ自分だけこうなるのだろうと思った記憶を思い出します。
ですが真面目に稽古を続ける日々が続いたわけではありませんでした。
途中稽古に行かない日々があり、たまにしか稽古に行かず、そんな時でも手塚師範をはじめ道場のみなさんは、いつも暖かく迎え入れてくれました。
数年が経ち、いつの日か空手というものが自分の生活の一部になっていきました。
そして、一昨年前の12月昇段審査のお話を頂き、約1年審査に向けて稽古して参りましたが、審査当日始めの基本から息があがってしまい、基本の足技の時はすでに足が上がらない状態になり、自分自身の気持ちをもう一度奮い立たせました。
基本、移動、型、基礎体力とその都度注意され、自分は今まで何をやってきたのだろうと思いました。
最後の10人組手では、10人目に上段膝をもらってしまい記憶が飛びましたが、「最後だ、立て立て」と言う周りの声援のお陰で続行する事ができました。
そんな自分にこの度昇段のお許しを頂いた手塚師範、平山師範、本当にありがとうございました。
平山師範がおっしゃられていた「道場以外でも黒帯という事を忘れず、常に黒帯らしい行動を心掛けるように」という言葉を心に刻み、今後の人生を歩んで参りたいと思います。
そして稽古の度にご指導、助言やアドバイス稽古方法など教えて下さった手塚師範、田中師範代、この度一緒に審査を受けた小谷先生、一般稽古が終わった後、疲れているはずなのに遅くまでミット打ちなどにつきあってくださった手塚道場のみなさん、昇段審査当日お手伝いして下さったみなさん、日々の稽古で帰るのが遅くなり、寂しい思いをさせた家族、みなさんのご理解とご協力のお陰で乗りきる事が出来ました。
自分一人では絶対に乗りきれる事ではありません。
自分に関わるすべての人に感謝いたします。
本当にありがとうございました。押忍
北海道手塚道場
支部長/責任者:手塚誠一
連絡先住所:北海道札幌市西区発寒4条4丁目9-1
電話番号:011-887-8840