このたびは昇段のお許しをいただき誠にありがとうございました。
9年と1か月前、私と空手にご縁が出来ました。
物心がついた時から運動音痴で運動はとにかく苦手でした。
でも年齢が進むにつれ健康状態に不安を感じ何か運動を考えなければいけないと思っていた時に勧められたのが空手でした。
その時の年齢がすでに49歳。
無理だとは思いながら「やらなければ何も始まらない、ダメなら辞めよう」と思い新極真会北海道支部外舘道場に入会させていただきました。
初めは1時間半の稽古に全くついていけず、殆ど見学状態で稽古中の皆さんを見ているだけでした。
それがいつしか30分、1時間と稽古に参加できる時間が増え、気が付けば皆さんと一緒に稽古をしていました。
頑張れば身体がそれに答えてくれました。
試合にもチャレンジさせて頂き、総本部錬成大会二回、全関東大会一回、ドリームフェスティバル三回。
戦績は残せませんでしたが、その経験は大きな心の支えとなりました。
そしてこつこつマイペースで稽古し、今回の昇段審査会受審のお許しを頂きました。
昇段審査会では元々痛めていた股関節が動かず、全て周りの方々と同じには行きませんでした。
しかし、現在の自分の持てる力を全て出し切ることが出来、また、十人組手では当時中学生の頃から一緒に稽古をしてきた高校生や大学生の先輩方がお相手をしてくださり、嬉しさで胸が熱くなりました。
苦しさも一杯でしたが感動も一杯の審査となりました。
今回58歳での昇段審査、外舘師範の御指導、先生、先輩、稽古仲間の皆さんのサポートがなければ今回の受審、昇段は叶わなかった事でしょう。
本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
これからも無理をせず自分のペースを守り、空手の精進を続けていきたいと思います。
ご指導宜しくお願いします。押忍
※北海道支部外舘道場情報はこちらよりご確認下さい。