この度は昇段審査を受審させて頂き、また、昇段のお許しをいただきまして誠にありがとうございました。
自分が新極真会北海道支部外舘道場に入門したのは、今から九年前、36歳の時になります。
子供の時から何をやっても長続きせず、辛いことがあればすぐ逃げ出すような性格でしたが、初めての子供を授かったのをきっかけに「子供のために強い父親になりたい」と思うようになり、学生時代に試合を観て以来憧れていた外舘師範の道場に入門しました。
今ではその娘も道場生です。
空手を始めたころは厳しい稽古についていくのがやっとであり、何度か怪我もしましたが、選手として交流大会シニアクラスに出場させて頂くようになってからは、益々空手にのめり込むようになりました。
仕事で大きな失敗をして失意のどん底に落ちた時も、大病を患い心身のバランスを崩した時も、辛いときはいつも外舘師範から教わる空手が自分の心の支えになってくれたので、空手を辞めようなんて思ったことは一度もありません。
昇段審査は今まで稽古してきたことを出し切るべく出来る限りの稽古を積んで全力で挑みましたが、最後の十人組手では途中でボロボロになっていまい、周りの皆さんが応援してくれたおかげで何とか最後まで立っていることが出来ました。
これからは、外舘道場の黒帯として恥ずかしくないように日々稽古を積み重ねていく所存であります。
最後になりましたが、自分に空手という生き甲斐を与えてくださった外舘師範、厳しくも暖かい指導をしてくださる師範代や先生方、いつも切磋琢磨させていただいている道場の仲間たち、そして自分の空手ライフを陰で見守ってくれている妻と家族に心から感謝いたします。押忍
※北海道支部外舘道場情報はこちらよりご確認下さい。