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東京お茶の水支部 上島励 初段昇段レポート(2019年12月7日)

2020.03.10
昇段レポート

2019年12月に昇段審査を受け、初段を頂くことができました。
2011年にお茶の水道場が開設した時に入門して以来、長らくご指導頂いた砂川師範、泉師範代、諸先輩、そして一緒に稽古してくださった道場生の皆様にお礼申し上げます。

昨年の春に師範から審査の話を頂いてから、半年ほど昇段を目指して稽古してきました。
今回は東京お茶の水支部として初めての昇段審査で、審査の内容が分からなかったので、総本部道場の昇段審査を念頭に稽古しました。

最大の難関は10人組手でした。
審査前に何度か練習して、スタミナ配分が重要であることは認識していたのですが、本番では想定以上に消耗しました。

周りの方の声援のおかげでやり通すことができました。
また、当日は昇級審査もあり、7人組手をやる人が2名いて、その相手を10人組手の前にさせて頂いたことで、緊張がほぐれて、スタミナ配分の予習ができたことも良かったです。
 
初段としては実力不足であることは認識しておりますので、技術、精神力をさらに磨いて、黒帯に相応しくなれるよう今後も精進していきたいと思っています。
 
私は研究者ですが、我々の業界で黒帯に似たものとして、学位(博士)があります。
黒帯と学位は多くの点で共通点があります。

例えば、どちらも修行のレベルが一定の段階にあることを示し、社会的に通用する称号であることです。
また、どちらも初心者が目指すものではありますが、最終的な到達点(ゴール)ではなく、修業(研究)の一つの通過点としての段階を示すものであり、そこから先にも長い修業の道が続いているという意味でも酷似しています。

研究者にとって学位は運転免許証のようなものです。
それを取得すること自体が目的ではなく、取得した後に修行(研究)を継続し発展していく必要があります。

黒帯について私は語れるような立場にはないですが、学位と黒帯の類似性を鑑みるに、これからも継続して修行を続けていくことが求められているのだと思います。
さしあたっては、黒帯に恥じない実力を身につけることを目指し、「生涯の道を空手に通じ、極真の道を全うする」べく、稽古を続けていきたいと思います。

※東京お茶の水支部情報はこちらよりご確認下さい。


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