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長野支部 工藤修 参段昇段レポート(2020年3月1日)

2020.03.10
昇段レポート

この度はJKO昇段審査会を受審させて頂き、参段への昇段を認可頂きましてありがとうございます。
審査して下さった緑代表、小林副代表、三好副代表、三瓶師範、藤原師範、事前稽古をご指導頂き当日の審査進行をして頂きました外舘師範、関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。

今回受審する運びになったのは、一年前に所属する長野支部の審査を受審させて頂こうと思っていたところ、師匠の藤原師範からお薦め頂き、先輩方からのご助言を頂いたことがきっかけでした。
それから一年、初めてJKO審査会を受審すること弐段を取得してから十数年ぶりの受審ということで、不安と緊張を抱きつつ、その間には現役の選手として引き続き大会に出場しそして引退も迎えながら、稽古を積んで臨みました。

今の自分にとって段位を上げることは自身の空手を深めるためであり、空手道を探求する気持ちをより増すためでもありました。
審査に向けた稽古を通して、試合で結果を残せるようにと片寄っていた稽古を再度見直し、基本や型を入念に出来たことで組手の動きにも幅の広がりを持たせることもでき、そこでやはり全ての稽古は繋がっているんだなと実感できました。

審査へは、前日に東京へ入り総本部道場での事前稽古へ参加して、翌日の審査本番へ備えました。
事前稽古では、外舘師範のご指導の元、他の受審者の皆さんと一緒に基本、移動、型の動きを細かく確認し、充実した稽古ができてとても勉強になりました。

そしていよいよ審査本番当日、前日の事前稽古と同じ会場でしたが前日とは全く違った雰囲気で、受審者全員緊張した面持ちで審査が始まりました。
普段の稽古していることをそのまま全力で表現するのみと思っていましたが、審査員の方々の目前で行うのはやはり簡単ではなく、移動や型で普段しないような失敗をしたり体力の消耗も早かったり、審査前半思うような動きはできませんでした。

それでもなんとか一次審査は合格し、二次審査の組手へ進みます。 
組手は2グループに別れ受審者同士で十人組手を行う形で、食らいついていくのがやっとでしたが、きつい場面もあった中、目標だった最後まで全力でやり遂げるということは実行できました。
審査が終了し、合否発表を待っている間ひさびさに味わう受験生のような気持ちの中、緑代表より合格の判定を頂き、これでなんとか長野へ顔を上げて帰れるとほっと安堵致しました。

審査を終えてみて、それに向けた稽古や準備から事前稽古そして審査本番、どれも自分にとって良い経験と学びになり、次に繋がる素晴らしい糧となりました。

今回受審するにあたって、新型コロナウイルス感染拡大防止のため直接現地へ来て頂けなかった方々からもたくさんの激励のお言葉を頂いたり、指導している長野支部千曲道場の皆からお守りやパワーをたくさん貰いました。

昇段できたのも、藤原師範に普段よりのご指導と今回のチャンスを頂き、稽古に付き合って下さった山崎先輩、村田先輩、千曲道場の皆、長野支部の皆さんがいて下さったからできた事だと思っております。
審査当日の一度は全て断ったサポーターも、それでも来てくれた坂井と宮原、2人のお陰で本番を全力で取り組めました。
ありがとう。

自分一人ではなく、様々な人達と一丸となって挑めた審査でした。
本当にありがとうございました。

今後も昇段できたことに満足せず、志を高く持って一層修行に励み、長野支部や周りの方々へ恩返しできるように日々精進して参りたいと思います。押忍

※長野支部情報はこちらよりご確認下さい。


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