MENUCLOSE
OSU-NET お問い合わせ
ニュース
昇段レポート
ホーム > ニュース > ニュース > 支部ニュース > 昇段レポート > 和歌山支部 山﨑忠志 弐段昇段レポート(2020年3月15日)

和歌山支部 山﨑忠志 弐段昇段レポート(2020年3月15日)

2020.04.17
昇段レポート

この度は、昇段審査を受けさせていただき有難うございました。

黒帯になってから16年経ちますが、それまでの間、幾度か黒岡師範から昇段のお許しを頂きながら審査を受ける決断をすることができませんでした。

仕事と、空手を両立することができず、自分の気持ちの弱さから前向きに取り組む事が出来なかったことを後悔しています。

黒岡師範には、仕事の都合で指導員を外して頂いてからは、練習に行く機会も少なくなり、仕事中に手を骨折してしまい、リハビリとその後遺症で苦悩する日々が続き、道場から遠のくばかりでした。

今までは、試合に出る事を目標にモチベーションを維持していましたが、一定の期間集中して体力作りをすることが出来ない日々が続いているうちに気持ちが折れてしまい、試合に出て相手に勝つ以前に、自分自身に負けていました。

今回の昇段審査も、1年前に黒岡師範から指導員全員にお声を掛けていただきながら、自分を追い込む自信が無く受ける決断が出来ませんでした。

ある日、同じ道場の小島指導員が審査を受けることになったと連絡頂き、協力出来る事が有ればと一緒に練習をするようになり、それが道場に足を運ぶきっかけとなりました。

自分も型を覚えたり、共に練習する中、小島指導員からの誘いもあり、一緒に審査を受けたい気持ちが芽生えましたが、自分にはそんな資格は無いと諦めていました。

その後、黒岡師範から改めて審査のお声を掛けて頂き、これからの空手に取り組むきっかけになればとその日のうちに思いを伝え、承諾して頂き大変嬉しかったです。

審査まで残された日が少なかったので、どこまで自分を追い込む事が出来るか不安でしたが、黒岡師範から「出来る、出来ないじゃない。やるか、やらないかが大事」とお言葉を頂き、その精神で取り組む事が出来ました。

審査当日は、移動、補強など自分としては評価出来る内容ではありませんでした。
不安だった体力面では、組手の時に思った動きが出来ないもどかしさの中、最後まで気力で動き続ける事が出来、持っている力を出し切れたと思います。

最後になりましたが、審査をして頂いた各分支部長の先生方、協力して頂いた御坊道場の前田指導員、後輩方、組手の相手をしていただいた方々、当日応援して下さった父兄の方々、本当にありがとうございました。

今回の昇段を機に、空手に取り組む姿勢を見つめ直し、恩返しできるように精進してまいります。

黒岡師範の温情には、心から感謝いたします。
今後ともご指導いただきますよう、宜しくお願い致します。
 

※和歌山支部情報はこちらよりご確認下さい。


新極真会について 新極真会で心極める
新極真会への入会者募集中 入会希望者の方へ