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神奈川東横浜支部 中島明 初段昇段レポート(2020年3月22日)

2020.05.12
昇段レポート

黒帯を取得するまで23年9か月かかりましたが、終わってみるとあっという間でした。
一番大切なことは、とにかく「続けること」です。

休会してもケガで道場に行けなくても辞めないことです。
それしかありません。
仕事で行けない日も体調が悪い日もあると思います。
「継続は力なり」という言葉がありますが、その通りだと思います。

私が空手を始めたのは、29歳3か月の時でした。
空手を始める前の私は運動を全くしておらず、酒を毎日のように飲み、タバコも多い時で1日に3箱位吸っていました。

「このままではいけない」と思い、スポーツジムかボクシングジムか空手道場に通おうと思いました。

好きな時間に来てください、という所よりも、時間が決まっていてみんなで一緒に稽古をする方が自分には向いていると思ったのと、帯の色が変わった方が通っている実感あるのではないかと思い、空手道場に通うことを決めました。

最初に門を叩いたのは、城南支部武蔵小杉道場です。
当時、武蔵小杉駅の近くにあった入来師範の道場にお世話になりました。

稽古を始めてみるととてもキツく、これは続かないなと思いました。
前蹴上げの移動稽古があまりにもキツくて、ビッグミットも1分ももちませんでした。

しかし、ここで辞めたら一生運動をしないような気がして、もう少し続けてみようという事になりました。
そのうちにオレンジ帯になり、自分の中で黄帯までは続けようと思いました。

入門した時に、黄帯の人が恐ろしく強く見えたからです。
それにしても、続々と入門者がやってくるのに辞めてしまう人が多いことには驚きました。
自分が強くなったというよりは、周りの人が脱落して行くような気がしました。
生き残った人が強くなる世界なのだと感じました。

そして自分の目標の黄帯を取得し、その後緑帯を取得した後に、引っ越し、転職を機に全く道場に通えなくなり、焦るばかりでどうしようかと散々悩みました。
お世話になっている先輩方に悪いと思いながらも、移籍を決意し、神奈川東横浜支部木元道場の木元師範の所でお世話になることになりました。

木元道場に移ってからは、習ったことがない型が沢山あり、覚えるのに苦労しました。
黒帯を取得するにあたり、1年前から型クラスに出たり、公園で練習したりしました。
仕事の前などに少しでも時間があれば家で練習しました。
分からない箇所があれば木元師範に何回も質問し、その度に丁寧に教えていただきました。

木元師範、保本先生、他多数の先生方のご指導のおかげで、この度昇段を許されました。
今日まで23年9か月という長きに渡り空手を続けられたのは、決して自分だけの力ではないと思っています。
これまで一緒に稽古をしてくれた仲間や教えてくださった師範、先生方のおかげで今の自分があります。

「継続すること」を大切にし、黒帯昇段を第2のスタートとして、これからも空手を続けていきたいと思います。

※神奈川東横浜支部の情報はこちらよりご確認下さい。


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