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神奈川東横浜支部 根本孝之 弐段昇段レポート(2020年3月22日)

2020.05.12
昇段レポート

この度は弐段位を御允許下さり、誠にありがとうございます。

極真の弐段。
大変感慨深いものがあります。
自分が入門した当時、渡辺道場の内弟子だった木元師範は20代後半、全日本に世界大会に大活躍されており、その時の段位が弐段でした。

緑帯の先輩のレベルでとんでもなく強く、「参りました」ばかりで家に帰って和式便所でしゃがむ事もできず、茶帯の先輩となるともう別世界、黒帯の先輩に至っては声をかける事すらできない雲上人で、極真の黒帯自体がとてつもなく遠く、そもそも実現可能かどうかさえ不確かな目標でした。

それから二十余年、初段位を許され大山総裁がおっしゃっていた「小川」まで連れてきて戴いた後も指導および稽古を続ける中で「水を飲んで」きました。
自分の中で極真はBlack or not、黒帯か否かで、初段が到達目標であり、黒帯になると道場に来なくなる先輩も多く、弐段以上は当時の木元師範がそうであったように全日本レベルの選手のものだと捉えていました。

しかし、今回昇段に挑戦する機会を戴いた事で極真カラテに対する自分の姿勢や取り組み方を見直す事ができたと共に、あらためて実感した事があります。
それは、いかに自分が周囲の人々に支えられているかという事です。

昇段の機会を下さり、祝休日にも関わらず道場を開け、4時間、6時間、ご自身も休みなしのぶっ通しで稽古をつけて下さった木元師範はもとより、マンツーマンで細かい動きや身体操作についてたくさんの気付きをくれた茂木師範代、共に汗を流してきた先輩、同輩、後輩。皆さんのお陰で目標に向けて走る事ができました。

この場をお借りして、心から謝意を表します。

極真の弐段。
入門当時みんなの憧れだった「木元先輩」が締めていた帯を、そのご本人に許された事、本当に感無量です。

これからも自分のペースで水を飲み続けていきたいと思いますので、引き続きご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。押忍

※神奈川東横浜支部の情報はこちらよりご確認下さい。


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