今回、コロナ禍という状況の中、昇段審査を行なって頂いた、師範、諸先生方、先輩、道場生、関係者の皆様に感謝申し上げます。
塚本道場に入門して7年弱になります。
当時、保育園年中の息子と2人で見学に行きました。
稽古中の皆さんの気合い、動き、道着姿に圧倒されたことを今でも覚えています。
不安もありましたが息子と入門を決めました。
最初は基本稽古、移動稽古、型など、動きを覚えるのに必死で、空手というものには及んでいなかったと思います。
そんな中でも師範や先輩方の熱心で丁寧な指導のおかげで、今回の機会を与えていただけるところまで来られたのかと思います。
いつも、稽古の最後に師範の話があります。
笑いが起きたり、考えさせられる内容だったり、毎回楽しみにしています。
話しを通じて、「仁」とは慈しみ、優しさ、思いやること。
また、正しく見る。正しく思う。正しく語る。正しく仕事をし。正しく生活をし。正しく念じ。正しく道を精進し。正しく反省。ということが大切です。と、伝えてくれます。
皆さんも道場だけではなく、日常に持ち帰ってください。と。
簡単なようで、身に着けるにはなかなか難しく、まだまだ反省を繰り返す日々が続きそうです。
ですが、技体だけではなく、心もおろそかにせず、黒帯を着ける責任を肝に据え、今後も一歩一歩にはなると思いますが、精進をして行きたいと思います。
入門当初の気持ちを忘れず、また、師範や先輩方からしていただいたことを、私も行動をもって道場生のみなさんに伝えていければと思います。
※世田谷・杉並支部情報はこちらよりご確認下さい。