このたびは、昇段審査を受審させていただき、また昇段のお許しをいただきありがとうございました。
また、受審するにあたって白帯から育ててくださった幸作先生をはじめ建作先生、福井先生、一緒に稽古を積んできた仲間たち、皆さんにお礼を言いたいです。
昇段組手の相手をしてくださった先輩方、応援してくださったみなさん本当にありがとございました。
私が空手を始めたきっかけは、小学校の時に父から「空手をやらないか」と言われたのが始まりでした。
私は全くもって興味もなかったのですが、ミット打ちをして想像していたより楽しかったので、始めてみようと思いました。
中学生になり一般部に上がり、稽古を淡々とやっているころ、自分の中で何のために空手をやっているのかと言う疑問を抱き、そこから悩んだりするなか、道場を遠ざけるようになりよくサボるようになりました。
日に日にサボる事が多くなり、ばれては親に怒られ、更には先生にも怒られる日々が続きました。
自分の中で「このままで終わるわけにはいかない」気持ちが芽生えて、日に日に道場で練習する事が多くなりました。
そして稽古をしていく中で春の昇段審査を受けて見ないかとお言葉いただき、毎日のように稽古に励んでいました。
しかし、新型コロナウイルスの影響により審査が延期され、たちまち稽古もできない環境になり、家での補強や型の練習を続ける日々でした。
色んな要因が重なりこういった環境を経験して、はじめて道場で稽古ができる大切さを改めて実感できました。
夏頃に稽古が再開され、12月の昇段審査を受審するための稽古を積みました。
そして12月の昇段審査は無事開催され受審することができました。
審査当日はとても緊張し、手足に力が入らず型もふわふわしてましたが無事終え、最後に10人組を控えてました。
組手が進むにつれ7人目ぐらいから体が思うように動かず、気持ち的にも弱くなりそうな時、周りの応援のおかげで10人組を達成することができました。
最後にはなりますが、こんな私ですが昇段のお許しを頂きありがとうございました。
両親や先生にはとても心配をかけましたが、応援していただき、また一緒に練習した道場生や当日組手の相手をしてくださった先輩方、周りのサポートのおかげで昇段できたと思います。
たくさんの方々に心からの感謝の気持ちでいっぱいですありがとございました。
これからも初心を忘れることなく、自分に「限界」というものを作らず、日々稽古に精進したいです。押忍
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