この度は、昇段審査を受けさせて頂き誠に有難うございました。
入門以来約20年の長きにわたり新極真会に所属させて頂き、また鍛練を続ける事ができましたのは、ひとえに本部の皆様・塚本師範・ご指導下さる諸先輩方や関係者、そして道場生の皆様の温かいご支援の賜物です。
ここに改めて心より感謝申し上げます。
私事ですが、この数年間は仕事も不調な中で、大切な家族を立て続けに失い、失意の底でもがき苦しんだ、過去に経験のない程過酷な状況にありました。
そのような状況でも塚本師範からは常に慈しみの言葉をかけ続けて頂き、またどんな時でも変わらずに接して頂いた先輩方や仲間からの励ましのお蔭で、なんとか踏ん張ることができました。
そんな折に、思いがけず師範から昇段審査のお声掛けを頂いた際には「何よりも嬉しい人生の贈り物」と感動したことを、今でも鮮明に記憶しております。
そして、この度の貴重な審査を通して、己の至らなさを悟り、日頃の稽古や日々の心掛けがいかに大切であるかを改めて認識しました。
今日より再び原点に立ち返って根本を見詰め直し、一つひとつの基本を忠実に守り、地道な稽古を通して心技体の鍛練に精進する所存です。
頂いたご恩に対してどのようにお返しができるのか、自問自答の日々ですが、先ずは自分なりにできる小さな事からコツコツと積み重ねて参りたいと存じます。
今後とも引き続きご指導の程宜しくお願い申し上げます。
末筆ながら皆さまとご家族のご健勝とご多幸をお祈りしつつ、御礼の挨拶と代えさせて頂きます。押忍
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