この度は昇段の機会をいただき、ありがとうございました。
私が空手を始めたきっかけは父でした。
父はもともと外舘道場の本部道場で空手をしていましたが、東京に転勤になり、一度空手から離れました。
それから仕事が変り、14年ほど前に北海道のニセコ町に家族で戻ってきたときに、父が外舘師範に相談してニセコ町の総合体育館でニセコ道場がスタートすることになりました。
その時に姉と一緒に私も始めました。
小学校に通う前でした。
少年部の頃は交流大会に参加したり夏合宿にも参加して、同じ道場の札幌や稚内の道場生と交流出来ました。
中学、高校では授業の関係で稽古途中からの稽古参加となり、基本、移動、稽古全般がおろそかになっていました。
しかし、高校では部活動でバレー、バスケットをやり基礎体力、持久力、瞬発力を磨き、冬はフリースタイルスキーで鍛えていました。
一昨年の全北海道選手権大会高校の部に久しぶりに出場させて頂きました。
あと一つのところで勝利を逃がしましたが、自分の今まで積んできた力を確認できる大会となりました。
審査会に向けて、外舘師範に基本稽古や型の稽古をつけてくださり、注意して頂いたことを一つ一つクリアしていき、身体に染み込ませるようにして審査に臨みました。
小さい頃からの癖になっていた部分や、今まで知らなかった知識など沢山学ぶことがありました。
そのため今までの空手人生の中でこの審査に向けて期間が一番成長できた期間だと思っています。
小学生の頃、夢だった黒帯を取ることを短冊に書きました。
その短冊はいまだに家に飾ってあり、よく見返します。
その時の夢が現実のものとなりました。
後輩たちに教えたり、今まで以上に稽古に力を入れ、私生活でも新極真会の黒帯だという意識と自信を持って生きていきたいと思います。
ご指導して下さった外舘師範本当にありがとうございます。
十人組で相手をしてくださった先生や先輩方もありがとうございました。
最後にこれまで空手を続けさせてくれた父や、母にも感謝しています。
これからもよろしくお願いいたします。押忍
※北海道支部外舘道場情報はこちらよりご確認下さい。