この度は昇段審査を受ける機会を与えていただき、また昇段をお許しいただき、誠にありがとうございました。
私が極真空手の門を叩いてから早いもので約34年の月日が流れ、41歳で弐段を許された日からも約12年という歳月が流れました。
43歳での大会出場を最後に、自分に挑戦する気持ちもなく稽古を続け、仕事の忙しさや古傷の痛みから稽古に行く日が段々少なくなってしまいました。
そんな状態だった1年前に外舘師範より昇段審査のお話があり、再度自分自身に挑戦してみようと思い昇段審査を受ける決意をしましたが、突然の仕事の都合で受けることができなくなってしまいました。
今回、再度外舘師範から昇段審査のお話があり、今度こそはという気持ちで決意させていただきましたが、体力的にも自信がなく、基本や型も完成されておらず、まして10人組手を完遂できるのであろうかと不安でいっぱいでした。
審査を受けるにあたり、外舘師範より基本の技の修正を受け、長年染み付いた悪い癖を直すように指導を受けましたが、審査ではなかなか思うようには動けませんでした。
また、新型コロナウイルス感染症対策のためのマスクを装着しての10人組手では、今まで経験したことのない苦しさと、古傷の股関節の痛みで立っているのが精一杯でした。
胸を貸してくれた後輩達の熱い思いと応援のおかげで、何とか完遂することできました。
今回の昇段審査を通して、改めて空手の厳しさと素晴らしさを痛感し、この道を貫きたいと思いました。
最後になりましたが、ご指導してくださった外舘師範、審査会にご協力いただきました道場生の皆様。ありがとうございました。押忍
※北海道支部外舘道場情報はこちらよりご確認下さい。