この度は、昇段審査受審の機会を与えて下さり、誠にありがとうございます。
又、コロナ禍の中、審査会を開催して頂き、永島師範始め、各先生方、本当にありがとうございました。
私が極真空手を始めたのは、20歳の時になります。
3級まで取得したものの、徐々に稽古から足が遠のき、33歳で一度退会してしまいました。
その後、職場で以前 空手でお世話になっていた深井先生と再会し、道場を開いたというお話を伺い、見学に行かせて頂きました。
約4年ぶりに稽古に参加し、久しぶりできつい反面、気合を出して行う稽古が気持ちよく、又、久しぶりにお会いした杉山先生が私の事を覚えて下さっていて、その嬉しさもあり、37歳で極真空手に再度入門しました。
それから6年、昨年の夏に、深井先生より昇段のお話を頂いた時は、正直、私の実力で受けていいのかという思いもありましたが、年々衰えを感じる中、少しでも動ける内に挑戦したいと思い 受審させて頂きました。
受審が決まってから、道場で初めて10人組手の模擬練習をした時、5人目から全く動けなくなってしまい、こんなにきついのかと愕然としました。
しかし、一度はあきらめた夢の昇段審査、努力してそれで駄目ならしょうがないといい意味で開き直る事ができ、審査本番に向け、稽古に打ち込む事ができました。
審査本番では、緊張で型が満足にできず、10人組手も、最後立っているのがやっとの状態でしたが、先生、先輩方、道場生の皆様の激励の声援に背中を押してもらい、何とか完遂する事ができました。
こうして、無事審査を終えられたのは、永島師範始め、各先生方、そして節目節目で目標を与えて下さり、熱のこもった指導で皆を引っ張って下さる深井先生、型、10人組手に向け適格なアドバイスを下さった杉山先生、稽古に集中できる環境をつくって下さった澄先生や籠上道場の皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
これから初段を頂くとはいえ、今の自分にはまだその実力はありません。
今までお世話になった皆様への感謝の気持ちを忘れず、まだまだ未熟である事を自覚し、少しでも黒帯に相応しくなれる様、これからも精進していきたいと思います。押忍
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