この度、新型コロナウィルス感染拡大という大変の中、昇段審査の機会を与えて頂きありがとうございます。
私が空手を始めたのは10年前になります。
きっかけは子供達が最初に入門しており、一緒に汗を流してみたいと思ったからです。
いざやり始めると自分で思ってた以上に身体が動きませんでした。
子供達に、ああではないこうではないと言っていた自分が恥ずかしくなり、そしてこの子達 はこんなに頑張っていたんだと、実際に自分がやり始めてよく分かりました。
それからは子供達を空手の先輩として、共に頑張る仲間としてみるようになり、親子のコミ ュニケーションも増えていき、そのうち大会に出てみたいと思い始めました。
何も出来なかった自分が空手の大会に出たいと思うまで、熱心に指導して下さった長谷川 達矢師範、真美先生、梨佳先生、他指導員の方々、その思いとは逆に、試合は 1 回戦で負けてしまい自分の気持ちの弱さがよく分かりました。
延長と言われた瞬間に、もう負けてもいい、息が切れて動けない、無理だと思ってしまい案の定判定で負けたのです。
それから仕事が忙しく稽古に来れなくなり、気持ちも少し切れてたと思います。
しばらくぶりに稽古に行くと、以前と変わらずに熱心に教えて下さる先生方、 道着を汗でビショビショにして頑張ってる子供達。
このままじゃ駄目だと、その辺から自分の中で気持ちが変わってきたのを覚えています。
稽古回数も増え、だんだん試合でも勝つことが出来るようになり、優勝出来るようにもなり、 まさに継続は力、最後まで諦めない心、やれば出来ると自分を信じる気持ちを実感しました。
でもこれは、年齢関係なく仲間として接してくれる道場生の方々、根気よく教えてくださる 先生方のおかげだと思ってます。
今回昇段審査を受けさせて頂き、合格するまでに育ててもらい、教えて下さった師範、先生 方には感謝しきれません。
黒帯を巻いてからスタート、また 1 から精進して、道場生の見本となるような人間になれ るよう努力してまいります。
改めて長谷川達矢師範、長谷川真美先生、長谷川梨佳先生、他先生方、応援して下さった 方々、本当に有難うございました。押忍
※埼玉武蔵支部情報はこちらよりご確認下さい。