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宮崎ひなた支部 橋口和彦 初段昇段レポート(2021年3月21日)

2022.05.08
昇段レポート

この度は昇段審査の受審、また初段のお許しを頂き誠にありがとうございました。

私が極真カラテの存在を知ったのは、約33年前の高校3年生の頃でした。
当時身体が細く背も低かった私は強い者への憧れが人一倍強く、極真カラテの機関誌や大山倍達総裁の自伝などを読み、良く胸を熱くしたものでした。高校を卒業し就職先の近所の道場に入門しましたが、仕事を言い訳に1ヶ月、2ヶ月・・・と道場に行かなくなり、青帯で終わってしまいました。

それから約17年が過ぎ、仕事だけの毎日に安堵していた私は、何か心の中にやり残したようなものがあり、インターネットでカラテの道場を検索してみましたところ、新極真カラテ「宮崎広前道場」現在の宮崎ひなた支部が見つかり、早速見学に行ってみました。
基本稽古や移動稽古、型と見学させてもらって、早速入門を決めました。

次の週から稽古に参加しましたが、見るのとやるのとでは大違いで、基本稽古だけでバテてしまったのを今でも思い出します。
37歳で入門した私は、緑帯か茶帯くらい迄行けば最高だろうと思い、7年目で1級に合格し、何の目標もなく稽古を続けていましたが、廣前師範の参段挑戦や、道場の先輩の初段挑戦を実際に見て感動しました。
そんな時、廣前師範から「昇段審査を受けてみませんか?」と話があり、1週間ぐらい迷いましたが挑戦する事に決めました。

その間新型コロナウイルスで道場が使えない日々が続いたり、仕事で道場に行けなかったりで、自主稽古を頑張りました。昇段審査がだんだん近付くにつれて不安と緊張が高まりました。

いよいよ3月21日、日南本部道場で昇段審査が始まりました。
基本、移動、型、補強と審査が進み、1次審査が終わり「1次審査合格です。2次審査の準備をして下さい」と声が掛かり、組手審査が始まりました。

本番の10人組手は本当に辛く7人目で弱い心が見えてもう駄目だと思いましたが、お世話になった方々の大きな声援が折れそうな心を支えて下さって無事10人完遂することが出来ました。
自分では納得できる内容ではありませんでしたが、審査が終わり我慢する事・努力する事・諦めない事・仲間の尊さ・感謝の気持ち、空手を始めてたくさん学びました。

まだまだ未熟な私ですが、これからも初心を忘れず努力していきます。
そして空手の素晴らしさを一人でも多くの人に伝えていきたいと思います。

最後に白帯の頃からずっと御指導下さった廣前師範ありがとうございました。
10人組手の相手をして下さった皆様、応援して下さった黒帯の先生方、道場生の皆様ありがとうございました。

そして両親や兄弟に心から感謝致します。押忍

※宮崎ひなた支部情報はこちらよりご確認下さい。


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