この度は昇段審査の機会を与えて頂き誠にありがとうございました。
約10年前、健康の為にと46歳の時新極真会に入門した当初は、果たして継続して行く事ができるかどうかと不安をいつも抱いていましたが、先輩方そして同年代の道場生達に励まされ徐々に慣れて行く事が出来ました。
そして入門して暫く経った時にスタッフとして初めて大会に行った際に、同年代の方達が出場し試合をしている姿に刺激を受け自分も挑戦したいと思い始めました。
その後、募集要項でシニアのデビュークラスのカテゴリーがある事を知り、迷わずエントリーした総本部錬成大会では負けしまいましたが、その時に自分が自身の為だけに専念する事ができるのはこれが最後の機会と思い始め、優勝できる様に強くなりたいと言う気持ちが芽生えました。
実力不足もあり大会では結果を出す事はできていませんが、佐藤師範の信条に従い諦めずに修行に励んでいきたいと思います。
昨年の夏に審査の許可を頂いた時には本当に自分は黒帯を締めて大丈夫だろうかと不安しかありませんでしたが、これからの長い道のりの中で避けては通れない過程だと合格に向けて臨む覚悟を決めました。
いつも緊張する審査ですが、今回の昇段審査では特に緊張してしまい基本審査を経て、移動の審査の時には頭が真っ白になってしまい、その後不安だった型の審査の事を考えれば考える程益々不安が募ってしまいましたが、稽古後に遅くまで型の指導をして下さった佐藤師範、りさこ先輩の事を思い出し、何とか冷静さを取り戻し無事型の審査を終えて十人組手に臨む事ができました。
組手では辛くて動けなくなる都度に、先輩方や仲間達の励ましの声が力になりなんとか完遂し審査を終える事が出来ました。
黒帯を締める許可を頂いた今、改めて入口に立った心境でこれからは模範となれるよう長い道のりの修行に臨むと共にここまでサポートして頂いた全ての方達に感謝したいと思います。
※群馬支部情報はこちらよりご確認下さい。