この度は昇段審査を受けさせていただき、ありがとうございました。
僕は5歳から徳島西南支部に入門し、空手を始めました。
入門した当初から組手が怖くていつも泣いていました。
そんな中でも型は得意で、5つ上の先輩や逢坂先生によく教えてもらい、小学2年生の頃には1つ上、2つ上の先輩方に声をかけてもらい団体型を始めました。
相手と呼吸を合わせる事がとても難しかったけど、徐々に揃える事が出来るようになりました。
自分にとって団体型は、型の技量をあげるだけでなく、周りと協調する大切さを学ぶ機会にもなりました。
先輩の足を引っ張らないよう頑張って行く中、小学2年生の2月、香川県の大会で個人型でも金メダルを獲ることができました。
初めて首にかけた金メダルがとても重かったことを、今でも覚えています。
小学5年生頃には、自分の事を慕ってくれる後輩もできました。
型を教えたりする事で、客観的に型を観る大切さに気付きました。
彼らには今でも感謝してもしきれない思いです。
こんな僕も高校生になり、師範より昇段審査を受けることを薦めていただき、昇段することを決意。
審査までの間、部活、受験勉強、と両立させて稽古を積みました。
ただ、圧倒的に力量も技量も足りないと感じていたので、本当に大変でした。
10人組手を終えた後の全身が硬直している感覚が今でも残っています。
これからは徳島西南支部で10年間学んだことを、新しい場所で繋げて行きたいです。
入門してからずっと支えてくれた家族、友達、先輩方、師範方には本当に感謝の気持ちが溢れています。
最後に、自分を黒帯に導いて下さった逢坂先生をはじめとする黒帯の先輩方、10人組手の相手をしてくれた方々、本当にありがとうございました。
これからも、新しい環境で日々の努力を怠らず精進していきます。押忍
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