この度は、昇段審査を受けさせて頂きまして誠に有難うございました。
また世界中が新型コロナウイルス感染拡大における大変な状況のなか、審査を実施頂きました事に併せてお礼申し上げます。
自分が空手をやりたいと思ったのは、幼稚園の頃から空手をしていた丹羽君の誘いをうけ、見学をしたときにとても印象にのこりその勢いで逢坂道場に入門させていただきました。
入門当初の稽古は楽しくもありまた厳しくつらく感じることも多々ありましたが、逢坂師範を始め先輩方にその都度励まされ支えられて続けていく事ができました。
初めて試合に出たとき、格上の選手とあたり大声で泣いたことを今でも覚えています。
それからひたむきに練習と試合を繰り返し、小学5年生から入賞することができ始めました。
中学に入ると部活や学業が忙しくなり、稽古から足が遠のきました。
中学2年生の時突然母が倒れ、亡くなってしまいました。
私は母と黒帯をとるという約束をしていました。
その約束を果たすため、部活と学業の合間をぬって努力し続けました。
今回逢坂師範より昇段のお話を頂いたときは、やっと約束が果たせると思いました。
いままで以上に稽古して必ず昇段すると決意して取り組みました。
当日は悔いのないよう全力をだす事だけに集中して基本、移動、型そして10人組手を完遂する事ができました。
内容は決して満足のいくものではありませんでした。
空手を始めて10年が経ちようやく黒帯を締めさせて頂きますが、あくまで通過点としてこれからも帯に恥じないよう努力していく所存です。
最後になりますが、逢坂師範、指導者の方々、先輩方、応援頂きました皆様、そして今回一緒に昇段審査を受審しました道場生の方々、この度は有難うございました。
これからも益々精進して生涯の修行を空手の道に通じ極真の道を全うしていきたいと考えております。
まだまだ未熟ではありますが今後ともご指導ご鞭撻の程お願い申し上げます。押忍
※徳島西南支部情報はこちらよりご確認下さい。