この度は、昇段審査を受審させていただき、また昇段のお許しを頂き、ありがとうございました。
平成17年に、転勤先の稚内市において新極真会に出会い、北海道支部外舘道場に入門させて頂きました。
2級までは順調に稽古できていたのですが、その後、仕事の関係で、道場に年に1回か2回しか行けない日々が続きました。
そのうち、また転勤となり、まったく稽古に行けず、休会させていただき、自主トレばかりの日々を過ごしていました。
令和になり、函館市に転勤となった時に、「どうしても空手を続けたい。」「道場で稽古したい。」という気持ちになり、外舘師範に相談したところ、北海道函館道場の嘉堂師範を紹介していただき、函館道場に入門させていただきました。
久しぶりの道場での稽古は、自主トレでは絶対に味わえない、痛み苦しみがありました。
しかし、嘉堂師範はじめ、師範代や先生方より、「頑張って黒帯を取りましょう。」との暖かい言葉を頂き、「よし、頑張ってみよう。」という気持ちになることができました。
年齢も57歳になり、何かと年齢のせいにしたくなることもあります。
しかし、道場にはさらに年齢が上の梅津先生がいます。
梅津先生が69歳で弐段昇段の審査を受け、10人組手を完遂し、昇段した姿を見せられると、年齢のせいにすることはできず、「自分も、もっと頑張らなくては」と思いさせられました。
審査では、移動や型について、勉強不足なところを痛感しております。
しかし、組手では、皆さんの応援の声のおかげで何とか最後まで立っていられることができました。
初段となり、初心に帰って稽古をし、一生空手の修行を続けたいと思います。
空手を始めたことにより、いろいろな人との出会い、つながりがあり、出会った方々に自分を成長させていただき、今回、昇段させていただいたことに感謝しております。押忍
※北海道函館道場の情報はこちらよりご確認下さい。