この度、昇段審査を受けさせて頂きました遠田道場長に大変感謝申し上げます。
私が新極真会に入門したのは約11年前の小学1年生の頃、福岡支部福岡本部道場でした。
幼少期にテレビで板割りをする人を見て、僕も強くなりたいと思ったのがきっかけです。
見学に行き、実際の稽古は私にとって過酷で辛そうなものでしたが、とても魅力的に感じ、入門しました。
稽古では同級生達に殆ど勝てなかったのですが、空手をする事に楽しさを感じ、辞めたいと思った事は殆どありませんでした。
中学生になった時も部活動には入らず、空手を続けました。
中学生になり、一般部の稽古に参加するようになってから、稽古は一層厳しいものになりましたが、諦めない投げない心を鍛えることができ、一生の財産になったと自負しております。
中学2年の終わり頃、母の仕事の都合と私の進学の希望が重なり、上京することになり、「江戸川道場(葛西道場)」に移籍しました。
葛西道場では同級生に黒帯が多くおり、みんな強かったので大変驚きました。
そんな中、遠田先生は僕の組手や技能を褒めて下さり、沢山アドバイスを頂き、組手に生かす事ができました。
稽古も組手が圧倒的に多く、とてもきつかった事をよく覚えております。
稽古についていけるように努力し、高校2年生の夏、遠田先生から昇段審査の許可を頂きました。
審査で10人組手はとても辛かったですが、「黒帯になる」一心で頑張り無事完遂する事ができました。
ご指導頂きました遠田道場長を始め、賀数拓海先生、小嶋夏鈴先生、今でも私の事を気にかけて下さる緑健児代表、福岡支部時代にご指導頂いた森健太先生、竹島雅之先生、緑強志先生、諸先生先輩方、道場生、ご父兄の皆様、そして11年間支えてくれた母に心から感謝申し上げます。
黒帯を巻くという事は憧れの緑代表や先生方と同じ色の帯を巻くという事です。
これからの自分に黒帯として責任を持ち、生きて参ります。
※江戸川道場の情報はこちらよりご確認下さい。