この度は昇段審査の機会を与えて頂き、また、弐段昇段を承認して頂き誠にありがとうございます。
入門して34年、初段を頂いてから28年が経ちました。
この間、二度弐段の昇段審査を受けるように指示がありましたが、仕事を理由に辞退していました。
この度、再度緑代表から昇段審査を受けるように直接指示があり、「昇段審査を受審するか、空手をやめるか」のいずれかしかないと受審の覚悟を決めました。
また60歳という還暦の節目の歳に昇段審査の機会を頂きましたことは身に余ることと重ねてお礼を申し上げます。
思い起こせば、初めて道場へ見学に行った時、初段の昇段審査が行われていました。
1人2分の連続10人組手で、組手終了後に受審された先輩が倒れこむほどの激しさに衝撃を受け、入門を躊躇したことを今でも覚えています。
そのため弐段への昇段は夢のまた夢でした。
今回弐段の昇段審査を受けるにあたり、スタミナをつけるための基礎体力作りから始め、ビッグミットやスパーリングは、道場に社会人、一般部の道場生が少数しかいないため行えませんでした。
そのため共に昇段審査を受審する仲間との合同稽古に参加させていただき稽古いたしましたが、連続10人組手への不安を残しながらの受審となりました。
審査内容は反省点と課題だらけの内容でした。
そのため改めて「我々は生涯の修行を空手の道に通じ、極真の道を全うすること」という道場訓への決意を新たにいたしました。
今後は緑代表の「武道家はいつでも闘えるように精進しなさい」という教えを胸に日々研鑽し、新極真会の発展のため、微力ながら尽力してまいります。
最後に緑代表、栄師範代、徳田先生、徳澤先生、共に昇段に向けて稽古した仲間、支援して頂いた全ての方に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
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