この度は、弐段昇段審査の機会をいただき、ありがとうございました。
前回の昇段審査から6年という年月が経っていましたが、まるで昨日のことのように思えてなりません。
この間に自分が成長出来ていたのか、そのことが試される機会になったと考えております。
指導員としてスキーリゾートのニセコという土地柄ゆえに、多国籍の道場生を含めて多くの子供達を指導しました。
コロナ過の中で稽古が思うように出来ないこともあり、彼らに少しでも成長してもらいたいという気持ちが強く、自分を振り返る時間があまりなかったのではと反省しております。
しかし、今回受審させていただくことが決まってから、久し振りに自分と向き合う時間を作ることが出来て、そのことで道場生を指導する上での気づきを多く得たと感じています。
今回の昇段審査には、師範代や多くの先生方に応援に駆けつけていただきました。
とりわけ十人組手の際には心に届く大きな声援をいただいたお蔭で、途中で負傷しながらも最後までやり遂げることが出来たことは、大きな励みとなり今後指導する上でも自信となると信じています。
これからも自分自身の精進と、気持ちのこもった指導を心がけて前に進んできたいと思います。
結びに、これまで吹雪などの荒天の中でも遠隔地ニセコまで指導にお越しいただき、ここまで導いていただいた外舘師範、多くの時間を一緒に稽古してくれた道場生、指導員として常に全幅の信頼をしていただいた道場生の保護者の方々、そして様々な場面で支えてきてくれた家族にこの場を借りて感謝申し上げます。
ありがとうございました。押忍
※北海道支部外舘道場情報はこちらよりご確認下さい。