この度は、弐段への昇段のお許しをいただき誠にありがとうございました。
思えば、必死の思いで初段受験に挑戦した2016年JKO昇段審査会から、早いもので6年という月日が経ちました。
当時はまだ総本部道場の指導員としても日が浅く、試合で活躍することを第一に空手に取り組んでいましたが、年齢を重ねたことや、拳の大きな怪我、大会での入賞経験などを経て自分の空手に対する考え方、取り組み方も少しずつ変わってきたかなと感じています。
遡ること昨年の8月末頃、新型コロナウイルスのデルタ株の影響が大きかった時期に、小井師範代より来年のJKO審査会で弐段を受験しないかというお声がけをいただきました。
自分が弐段を受けることなど想定もしておりませんでしたが、お声がけいただいた嬉しさと、このコロナ禍で空手に対して目標を持てていなかった歯がゆさもあり、二つ返事で受験する旨の返答をいたしました。
初段受験の時にはとにかく余裕がなかったという反省を活かし、今回の受験にあたっては約半年という長い時間をかけてしっかりと準備をしてきました。
特に、自主トレとしてJKO審査会の一連の流れを模した稽古を毎週のように行ってきましたが、これが本当にキツく、毎週心が折れそうになりながら稽古していました。
そんな中、総本部で一緒に受審したみなさまが一緒に稽古に付き合ってくれたおかげで、なんとか折れずに最後までやり続け、自信をもって本番に臨むことができました。
それでも本番の審査は厳しく、あれだけの稽古量をこなしてきたのにも関わらず最終的には足が震えるほど疲れてしまいましたが、初段の時と比べて「最後までやってきた通りに動けた」という実感が持てたので、まだまだ足りない面はあるものの、少なくとも6年前の自分より成長できたかなと思います。
最後になりますが、こういったコロナ禍の難しい状況下で、審査を受ける機会をあたえていただいた緑代表を始め師範の方々、そしてここまで一緒に稽古に付き合っていただいた総本部道場の皆様に心より感謝申し上げます。
これからも新極真会の弐段として、より一層精進していこうと思います。押忍
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