この度は昇段審査を受審する機会を与えてくださりありがとうございました。
木元師範、藤本先生、そして道場で共に稽古に励んでくれました西口道場生の皆様に深く感謝を申し上げます。
私が空手を始めたのは、16年前の33歳の時になります。
それまで激しい運動等はあまりしたことがなく、そんな私が空手をそれも極真空手の道場へ入門することに近しい人達は驚きの印象でした。
私自身も、稽古についていけるのかとても不安で、入門当初から4・5年は組手をするのが怖かった事を思い出します。
あれから16年が経ち、先生・諸先輩方にご指導していただき昇段審査までたどり着くことができましたが、その間の私には精神的な弱さからくる組手や試合途中に下がってしまう癖があり、それを取り払うのが大変な苦労で、私が下がるたびに「下がるな、あきらめるな」と先輩方が叱咤してくれ、そして昇級するにつれて下がる癖も減っていくことができました。
今回の昇段審査を終えて「あきらめない」という言葉の意味がほんの少しですがわかったような気がします。
今後も、この「あきらめない」を自身のテーマとし、そして道場訓にある「一つ、吾々は生涯の修行を空手の道に通じ極真の道を全うすること」を肝に銘じて、稽古に益々精進してまいりますので、これからもご指導のほどよろしくお願いいたします。押忍
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