この度は、昇段審査を受けさせていただき、本当にありがとうございました。
自分は小学四年生の時に空手を始めました。
自分の父親が先に空手をしていて、試合の応援に初めて行った時に空手に魅了され、試合後に塚本師範に入門したいとお願いしにいきました。
空手を始めた最初の頃はとても楽しく毎日道場に行っていました。
それから中学校に上がるにつれ、練習が厳しくなり、道場に行くのがおろそかになっていきました。
それから何も考えずに中途半端に練習を続け、高校を卒業し、自分がどのように生きていくべきか分からなかった時に、ふと自分は今までどれ一つのことも一生懸命やったことがなかったことに気づきました。
そんな時、学問もおろそかになっていた自分に希望を与えてくれたのは空手でした。
2022年の年始に道場に行き、世界大会に向け必死に練習している先輩方を見て、自分も何か一つのことに全力で取り組みたいという志が芽生え、選手の皆さんと一緒に練習させてもらう機会をいただきました。
それから1日1日のきつい稽古を生き抜き、このような環境に生きられることにとても嬉しく、ありがたいことだと気づくことができました。
昇段審査当日、最後の十人組手では普段から練習を共にしてくれた先輩方、前山さん、そして最後は自分の父と、今までで一番きつい組手ではありましたが、とても貴重な体験をさせていただき本当に感謝しています。
最後にはなりますが、塚本師範、道場の先輩方、お父さん、お母さん、本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。押忍
※世田谷・杉並支部情報はこちらよりご確認下さい。