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佐賀筑後支部 後藤朋則 初段昇段レポート(2022年5月15日)

2022.09.12
昇段レポート

この度は、昇段審査を受ける機会と昇段をお許しいただき誠にありがとうございました。

楠道場に22歳で入門して29年かかってしまいました。
元々私は運動するのが苦手で体力に自信が持てないでいました。
それでも心のどこかで「強くなりたい」という思いだけはずっと持ち続けていました。
たまたま第5回世界大会をテレビで観ていて、極真空手の強さを目の当たりにし、やるなら極真空手しかないと思うようになりました。

でも、空手は怖いというイメージを持っていたのですぐには入門の決心がつきません。
覚悟を決めるまでに1年以上かかったのではないでしょうか。

入門してからの稽古は想像していた以上に厳しく、基本稽古だけで息があがってしまってまともに立っていられなかったです。

それでも先輩方や同期の仲間に影響され、少しずつですが選手稽古にも参加するようになりました。
勿論、人間サンドバッグ状態でしたけど、この時の稽古が打たれ強い体を作ってくれたのだと思います。

しかし、稽古を続けていくうちに、力頼みの組手しか出来ないし体力的にもついて行けなくなり、このまま空手をやっていけるのか悩んでいました。

くわえて、二十代後半になると仕事や子育てで自然と道場から足が遠のいていき、ほとんど稽古に出なくなりました。

そんな時に池上先輩から健康クラスに参加することを勧められました。
健康クラスでは通常の稽古のなかで腹圧や呼吸を意識しておこなうことに重点が置かれていました。

もちろん筋力は大切ですが、筋力だけに頼らずに体の使い方で力を出せる稽古法に興味を覚えました。

そして腹圧や呼吸を意識した稽古を続けるうちに空手の奥深さを感じるようになり、稽古することが楽しくなりましたね。

組手を取り上げても、20代の時よりパワーは落ちているけど、代わりに長く出来るようになっています。
そのことは10人組手につながったと思っています。

今年に入って師範から審査をすることを告げられたときは、あまりにも突然で声も出ませんでした。
まだまだ出来ないことのほうが多かったんですが、師範からあたえていただいた機会ですので、受審を決心しました。

そして昇段審査に向けて、基本、移動、型を初歩から見直していきました。
時に師範との一対一の稽古では、型や息吹、腹圧の細かいことまで丁寧に指導して下さいました。
師範はじめ10人組手では相手をしていただいた先輩や道場生の皆さまの惜しみない協力あっての昇段だと思います。感謝申し上げます。

これからは極真の黒帯に相応しい行動を心掛けて、より一層稽古に励んでまいります。

本当にありがとうございました。押忍                       

※佐賀筑後支部情報はこちらよりご確認下さい


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