この度は、四段への昇段をお許しいただき誠にありがとうございました。
小・中・高校時代、体が小さく、いじめにも遭い、とにかく強くなって今の自分を変えたい一心で極真空手の門を叩き入門してから36年の月日が経ちました。
この間、とにかく無我夢中で稽古する毎日で、怪我にも悩まされた日々も経験し、なんとか今日まで継続することができました。
参段の昇段から7年が過ぎ、その間に2016年(参段)に挑戦したその時の反省面を踏まえて「新たな挑戦だ」と自分に言い聞かせて7年振りの世界セミナーの中での昇段審査会に臨みました。
基本・移動・型稽古は自分なりに日々真剣に取り組み、時間をかけて作り上げてきたつもりでしたが、まさしく、つもりであって基本・移動・型と審査が進むにつれて自分自身の稽古不足を本当に痛感しました。
その結果午前の1次審査では、何とか通過することが出来ましたが、基本、移動、型稽古に対し、改めて初心の気持ちを忘れず日々の稽古に取り組んでいかなければいけないと思いました。
また10人組手の準備に関しては、日々の基礎トレーニング、週一の朝練で試合を想定した強化稽古を続けてきました。
自分にとってこれらすべてが強い自信となって自分を支えてくれました。
そして午後の2次審査の10人組手では、一次審査の疲労が取れず、自分自身の気持ちが守りに入ってしまった為、自分から攻めていく事が出来ず、思い通りに動くことが出来ませんでしたが、自分にとってこの苦しくてきつい試練を乗り越えることが出来たので、本当にいい経験ができ、また自分自身にとって凄くいい自信に繋がりました。
またこの経験を、今後の稽古や道場での指導、そして人生に活かしていき、そして新極真会の四段にふさわしい実力を身につけていきたいと思います。
最後になりましたが、今回審査をして下さりました緑代表はじめ師範の皆様,審査前稽古で指導してくださった外舘師範,エスカレラ師範に心から深く感謝申し上げます。
またいつも陰で支えてくれている家族、新極真会徳島の仲間、道場生の皆様すべての方々に心より深く感謝を申し上げます。。本当にありがとうございました。
これからは新極真会の空手にいっそうの誇りをもち、努力精進していきます。また微力ではありますが、その新極真会空手のすばらしさを広めていく所存ですので、変わらぬ御指導、御鞭撻のほど宜しくお願い致します。押忍
※徳島北東あわじ支部の情報はこちらよりご確認下さい。