この度は五段位を認可いただき、審査をしていただいた緑代表をはじめとするWKO審査委員会の師範の皆様、誠にありがとうございました。
私は組織の末席にて支部長の任をあずかるものですが、五段位を認可されるにあたり、それに相応しい品格を高めて組織の発展に微力を尽くして行きたいと思います。
新極真会の師範の皆様におかれましては、今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
五段位を認可いただき、改めて「新極真空手の基本稽古、移動稽古、型稽古を正しく習得し、それを支部長として正しく、自分の道場生に指導しなければならない」と思います。
今回の審査では基本稽古に癖が付いていることをご指導いただきましたが、基本稽古における癖は基本稽古の正しさを欠くことになります。
今回の昇段審査でご指導いただいたことを含めて、正しい基本稽古、移動稽古、型稽古への意識を常に心がけたいと思います。
我が新極真会の矜持の一つは、世界の100ヶ国を超える国や地域に同士がいることだと個人的に思います。
我々は世界の多くの人たちと新極真空手の価値観のもと繋がっていますが、その価値観は人種、宗教など人を分断するものを超えた価値観です。
世界各地で紛争のたえない昨今、新極真会の価値観は世界平和に貢献するかけがえのない ものであり、世界文化に値するものだと個人的に思います。
新極真会の価値観は〝強く、優しく〟といった武道精神から醸し出されるものと思いますが、その武道精神は基本稽古、移動稽古、型稽古などの新極真空手の稽古で培われるものです。
ゆえに新極真空手の価値観を心に宿すには、正しい世界共通の基本稽古、移動稽古、型稽古の習得が大切になります。
新極真会の価値観は混沌とする現代の 世界情勢に安寧をもたらす、一筋の光になり得るものと思います。
全世界空手道連盟・新極真会の一会員として、今度も精進し、新極真会の価値観を後進に伝えていきたいと思います。押忍
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