この度は、昇段審査の機会を与えて頂き誠にありがとうございました。
私が空手を始めたのは、2人の息子が空手をしているのを見て、「何か親子で共感出来る物が欲しいな。」と思ったのがきっかけでした。
以前から「何か趣味を持ってほうがいいよ、仕事だけじゃダメだよ。」と色々な方に言われていたのもあって空手を始める事にしました。
そして空手にのめり込んでいくうちに、それがいい息抜きになって、仕事の方も以前より上手く向き合うことができる様になりました。
昇段審査を受ける1年ほど前に石原師範から「1年かけて準備をしましょうか。」と言って頂き、昇段する為に自分なりに努力をしてきました。
年齢も49歳になりますので、怪我をしたり、コロナになったりと困難もありましたが、何かと気持ちと体を整えて昇段審査を迎え、乗り越える事が出来ました。
黒帯を獲得するのに8年半かかりました。
思い返せば長かったです。
「30代の10年間、40代の10年間なんかあっという間ですよ。」とよく聞きますが、時を刻んで、一つずつ昇級していく8年半はとても長く尊い時間でした。
空手をせずに毎日晩酌をする生活だったら、あっという間の8年半だったと思います。
空手と出会ったからこそ凄く充実8年半を過ごせたと実感しています。
その環境を与えて下さった石原師範、一緒に汗を流す道場生、いつも支えてくれる家族すべての人に感謝しています。
最後になりますが、これまで黒帯になる事を目標に頑張ってきましたが、これからは黒帯としてスタートになりますので、心・技・体「心極める」の理念を持って、黒帯を締めて精進していきたいと思います。
これからも宜しくお願い致します。
ありがとうございました。
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