この度は昇段審査を受けさせて頂きありがとうございます。
私が空手を始めたのは5才になったばかりの頃でした。
幼馴染が当時習っていたスイミングスクールと空手を見学しに行き、スイミングスクールの見学中、母に「パンチパンチはないの?」と聞き、空手を始めることが決まりました。
白帯の頃の記憶はあまり残っていないのですが、幼馴染や同年代の子達と楽しく稽古していた事は今でも覚えています。
ですが、小学生になり昇級審査を受け帯の色が黒に近付くにいくにつれて稽古はきつくなり、段々と稽古に行くのが嫌になってきました。
そんな時でも稽古に休まず来れたのは、家族や廣前先生が鼓舞し支えてくれたからだと思います。
本当に感謝しています。
四月には高校3年生に進級し、勉強や就職試験等で忙しくなり稽古に行くことが出来る回数も減ってしまうので、高校2年生3月の昇段審査がラストチャンスだと思い、今回の挑戦を決意しました。
昇段審査当日、一次審査の合格を頂き正念場の10人組手へ。やはり不安は強く、始まる前から涙目になってしまいましたが、気合を入れ直し臨みました。
組手の相手は、小さい頃からずっと一緒に稽古に励んできた仲間が多く、負けたくないと強く思いました。
途中で心が折れそうになりましたが、たくさんの声援のお陰で最後まで諦めずに頑張る事が出来ました。
その後、名前を呼ばれ合格だと告げられた時には嬉しさと安堵の気持ちでいっぱいでした。
共に審査を受けた仲間、支えてくれた家族がいたからこそ合格することが出来ました。
これからは、黒帯として恥じないよう、より一層精進していきます。
また、これまで自分が経験し学んだことを基に助言・指導していけるよう頑張っていきます。
最後になりますが、空手を続けさせてくれた家族、12年間にわたり指導して下さった廣前先生、一緒に稽古してくれた道場生の皆さん、本当にありがとうございました。押忍
※宮崎ひなた支部情報はこちらよりご確認下さい。