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新極真会愛知中央支部 田畑渚海 初段昇段レポート(2024年11月4日)

2025.04.23
昇段レポート

この度は昇段審査を受審させていただき、また昇段合格を授けていただき、誠にありがとうございました。

私は、5歳の時に新極真会空手を始めました。
テレビのCMで空手をやっている女の子を見て「かっこいいな」と思っていた所、親に勧められて道場に見学に行きました。
道場に見学に行くと小学生のお兄さん達が、型稽古や組手をされていてその迫力に驚きましたが、それを見た時に「やっぱりかっこいいな」と思い入門したのを覚えています。

10年間を振り返った時、嬉しかった事は最初の昇級審査で帯が白帯から橙帯に昇級し、先生から新しい帯をもらった時が最初でした。
新しい帯を締め、迎えに来ていた両親に帯を見せていた事を覚えています。
その後、錬成大会で結果が出た時など嬉しい事もありましたが、10年間で考えた時には辛かった事の方が多かったように思われます。

「選手クラス」に入り練習を頑張って大会に出ても顔への横蹴りで一本を取られて負けてばかりいた事が続き、だんだん空手が楽しくなくなってきました。
練習でも自分より強い仲間と組手をやる事で、痛くて辛い思いをする事が嫌になり「選手クラス」を外れて空手への気持ちがだんだん遠ざかっていたと思っています。
「試合で勝てずに楽しくないから辞める、初段を目指していたのに中途半端な状態で辞める」こんな事が嫌だったので続けてはいましたが、実際には気持ちも入らずだらだらと稽古をしていました。
6月頃に将口祐太先生から「昇段審査を受けてみないか」とお声掛けをいただきました。
空手に気持ちが入っていない状態でのお声掛けで、最初は自分がそれに値するのか考えましたが、入門した時の目標に対してしっかり向き合いたいと思い昇段審査を受ける事を決めました。
昇段審査に向けた約半年の稽古が始まりました。

当初、自分だけ型を全然覚えてない、10人組手を完遂する為の組手稽古で体力が全然ないなど心配だらけの状態でした。
「今までさぼっていた事、気持ちの入っていない稽古をしていた事」きちんと取り組めていなかった事が不安になっていましたが、将口先生や道場の先輩方が私の為に一生懸命ご指導をしていただいた事で、徐々に身体が動き、体力が付き昇段審査への自信がついてきました。

昇段試験当日、緊張と不安の気持ちで会場に入りました。いつもの動きができるかどうか不安でしたが、そこでも同じ道場の皆様が応援に駆けつけて、たくさんのアドバイス、お声掛けをいただきました。

特に10人組手中は私の人生で一番、しんどく辛い経験だったのですが、これを乗り越えられたのは皆様の応援、アドバイスだったと思っています。

この度、昇段審査を終え初段を授かりました。
初段を頂けた事も非常に嬉しい気持ちでしたが、今回の審査を受けると決めてから当日まで、将口先生はじめ道場の先輩方、仲間の皆様の沢山のご指導、お心遣いに対して、あたたかさと感謝の気持ちを感じれ事が私にとって最高の経験になりました。
入門当初の初段という目標、そして10年間の空手での経験はこれからの私の人生において大きな力になってくれると思います。ありがとうございました。

※愛知中央支部の情報はこちらよりご確認下さい。


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