私は7年間の間空手を続けてきました。
空手を習ったきっかけは小学校のころの友達が空手を習っていて興味をもち、楽しそうと思って入会しました。
空手をやっていくうちに悔しくて泣いたりすることもたくさんありました。
こういうことが続いて、青帯くらいのときに「私は何のために、何を求めて空手を続けているのだろう」と感じるようになってきました。
弱いし、型も一歩も成長しませんでした。気づいたら友達と話すことに気をとられすぎていました。
でもそんな私を変える出来事がありました。
次黄色帯になる審査のスパーリングで倒され、押され、そして蹴られたときがあって私はとても悔しかったです。
それをきっかけに空手をやめるか、頑張って週に2回にして続けていくかの選択肢になりました。
ここまで来たのなら、やめるのはもったいないという気持ちが強かったので、週に2回行くことにしました。
そして次の審査のスパーリングのとき、私は3回中3回とも相手の上段をいれることができ、1本勝ちもすることができたのです。
その次の審査でも1本勝ちをすることができました。
そのときに初めて空手のおもしろさに気づきました。
だんだん自分に自信がついてきたころに土曜日のチャンピオンクラスに行き始めて、初めて試合にも出場して、愛知県大会で優勝することができました。
私はとても嬉しかったです。中学1年になったとき、塾が忙しくなってチャンピオンクラスには行くことができなくなりました。
部活も始まって疲れると空手に行く気力も体力もなくなってきて通うことすら難しくなってきました。
だからもう一度週一に戻しました。
私は茶線で黒帯はあと一歩のところでした。
そして私は10月頃に黒帯をとることを決心しました。
そこからどんな日でも必ず空手に行くようにして、4月に無事黒帯に昇段することができました。
私は達成感とうれしさで頭がいっぱいでした。
支えてくれた人たちには感謝でいっぱいです。
新極真会三重中央支部 神田らら 初段昇段レポート(2025年4月20日)
2025.06.20
昇段レポート
