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新極真会兵庫中央支部 田村史彦 初段昇段レポート(2026年9月6日)

2026.09.30
昇段レポート

この度は、初段への昇段をお許し頂き誠に有難うございました。
これまで温かくご指導頂きました山田師範、師範代、指導員の先生および道場生の皆様に心より感謝申し上げます。 

私の空手への憧れは、遡ること半世紀、映画『地上最強、最後の空手』に始まりました。
その憧れが五十二歳のある日、「始めるなら今しかない」とふと噴出し、山田道場の門を叩きました。

これまでのやらされている感を否定できない習い事とは異なり、初めて自分だけの極めて強い意志で選んだ挑戦でした。
これまでのほぼ九年間、私が空手を通じて学んだのは「心」です。正直、サボろうとする弱い自分がいつもいました。
しかし、己の弱さに打ち勝ち稽古に行って後悔したことはこれまで一度もありません。
師範をはじめ、先生方の温かいご指導と最高の仲間との出会いがあったからこそ厳しい稽古にも耐えることができたものと考えております。

若者たちと汗を流し、習うというということは、長らく遠ざかっていた学び舎そのものの感覚です。
セコンドに入ってくださいました先生方に本当に申し訳ないと思いながらも継続してこられたのは、身体の痛みを労いながら、励ましあった「オヤジ同士の絆」といっても過言ではなく、社会人となって以来、長らく遠ざかっていた感覚であり、私にとって生きていく上でのかけがえのない宝です。

これまで、努力が報われない現実も実感してきましたが、この度の昇段審査は自分なりに努力を重ねたことが報われたと心から思える挑戦となりました。
最後の十人組手では、自分なりに「あきらめない心」を武器に拳を握ったつもりです。

意識が遠のきそうになりましたが、皆様の熱い声援が、折れそうな心を何とか繋ぎ止め、完遂に導いて下さったものと考えております。
還暦を目前に新しい挑戦のスタートラインを頂けた喜びは巨大なものです。

今後とも、黒帯の誇りと責任を胸に生涯の修行に励んで参りたい所存であります。押忍


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