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新極真会千葉南支部 藍野祐博 初段昇段レポート(2024年12月22日)

2025.03.07
昇段レポート

はじめに、昇段審査の機会を与えて下さった奥村師範、この十余年ご指導いただいた林先生はじめ多くの諸先輩方、そして応援して下さった道場の仲間やご父兄のみなさま、そして家族に・・・心より御礼申し上げます。

私の新極真会との出会いは息子の紫穏が小学校に入学した際、空手を学ばせたいと道場に連れて行ったことから始まります。
初めは紫穏の送迎で道場に足を運んでおりましたが、1ヶ月が経った頃、奥村師範から「せっかくならお父さんもやってみませんか?」というお言葉をいただき、この一言が私の人生を大きくかえました。
最初は本当に軽い気持ちで、自分もとりあえず入門して紫穏に型や組手を教えてあげられたらそれはそれでいいか、という考えで入門しました。

気付けば12年、当初軽い気持ちで考えていたことが恥ずかしくなるくらい、緑代表率いる新極真会は偉大ですばらしい組織であると実感するとともに、息子に教えるつもりで入門したものの、子供の成長は想像をはるかに超えるものであるのと、本部道場で奥村師範の直弟子としてご指導いただいてきたこともあり、あっというまに私が息子の紫穏に教わる側になってしまったことは言うまでもありません。

この度、改めて「なぜ自分は空手を続けているのか?」を考えてみました。
答えは簡単かつ単純なもので「仁義」と「楽しいから」この2つだけでした。
この12年余り、自分の道場の道場生だけでなく、他支部の支部長や道場生、多くのご父兄にも息子共々大変お世話になり感謝の言葉もありません。
特に奥村師範に至りましては、空手の師でもあり、人生の先輩でもあり、よき兄でもあり・・・空手以外のことでも何でも相談できる私にとってはそんな存在となりました。
何よりも一緒にいる時間が本当に楽しかった。

また、昇段審査の時は頭が真っ白になるものだと思っておりましたが、思いのほか冷静で全てのことを今でもはっきりと覚えており、特に十人組手では恥ずかしながら感傷に浸ってしまう自分がおりました。
多くの仲間と稽古に励んだ慣れ親しんだ道場。聞きなれた迫力のある奥村師範の号令。一人一人終わる度に優しく声をかけて下さった林先生。十人組手の間ずっと応援してくれた道場生や父兄のみんな。
十人組手の相手をしてくださったお世話になった先輩方の中でも入門時からお世話になった雅一先輩、三宅先輩、そして共に歩んできた息子の紫穏。
正直、十人組手を完遂することよりもこの環境を前に涙をこらえる方に必死でした。

これからも今まで支えて下さったみなさまへの感謝の気持ちを忘れず、この『黒帯』を空手人生のゴールではなく真のスタートとして、奥村師範の為に、道場の為に、支部の為に、組織の為に、何よりも自分の為に、自分のペースで自分のできることをやり、生涯の修行を空手の道に通じ極真の道を全うしたいと思います。

最後に、今でもこうして自分の好きなことをやっていることに理解を示してくれている妻の由美に・・・ありがとう。

押忍

※千葉南支部情報はこちらよりご確認下さい。


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