この度は昇段審査の受審並びに弐段昇段のお許しを頂き、誠に有難うございました。
学生時代に他流派の空手を学んで就職してから入門させて頂いて何とか茶帯を頂くまでとなりましたが、その後仕事や転勤などで時間が思うように稽古が出来ない状態が続き、このまま空手をやめるかもという事も考えていました。
しかしながら福岡支部で稽古させて頂く様になってから緑師範や諸先生方にご指導頂き、11年前に昇段審査を、そして今回の弐段昇段審査の受審をお許し頂きました。
今回の審査では、型を間違えない事と体力審査や組手でスタミナを切らせない事に注力してその為の稽古を行っていたのですが、稽古する毎に型の難しさを感じる様になり、その時間の殆どを型に費やす事になりました。
型の細かな動きや動作の意味、腰の落とし方などが意識しないとただ動いているだけになってしまい、いかに普段型の稽古をやっていなかったかが分かり、こんな状態で大丈夫だろうかと思う事が何回もありましたが、先生や先輩の方々にお教え頂きながら励まされ、緊張しながらも審査では何とか最後まで行う事が出来ました。
また、最後の10人組手はスタミナを切らさずに攻撃と防御の両方を最後まで続ける事を意識していましたが、いざ始まると緊張でとにかく攻撃する事しか出来ず、最後までもつかどうか不安がよぎる時がありました。でもいつも指導して頂いている先生方や一緒に稽古している道場生の方々が最後まで応援して頂き、後半の苦しい時にも応援してくださっている声が聞こえて何とか最後まで続ける事が出来ました。
今回の審査を終えて弐段の帯を締める事をお許し頂きましたが、これに慢心する事なく今まで以上に気を引き締めて精進すると共に、先生方のサポートや稽古指導など、段位に恥じない行動と意識を心がける様に致します。
新極真会福岡支部 波多江祐次 弐段昇段レポート(2024年12月22日)
2025.02.13
昇段レポート
