カザフスタンの脅威は、アンジェイ・キンザースキーだけではない。昨年、中量級世界王者に上り詰めたもうひとりの雄も、チームメイトの全日本制覇におおいなる刺激を受けている。この2年間でさらに成長を遂げたジマレフが、自信を携えて大舞台に立つ。
── 昨年は第1回WFKO世界大会でチャンピオンになりました。ご自身の中で変わったことはありますか。
「はい、もちろんです! 私にとっても、そして身近な人たちにとっても、とても大きな意味があります。一生語り続けることになる物語だと思っています」
──10月には第57回全日本大会にも出場しました。
「本当に素晴らしい大会でした。友人でありチームメイトであるアンジェイ(・キンザースキー)が優勝したことが、とてもうれしかったです。本当に励みになりましたし、もちろん刺激を受けました。もっと厳しく稽古を積み、さらに高い目標を目指さなければならないと感じました。昨年はいいことも悪いことも含めて、すべてが自分を成長させてくれたと思っています」
── ご自身の選手としての強みはどんな部分だと思いますか。
「勇気、闘争心、そして高いレベルで闘いたいという強い気持ちだと思っています。それが、自分を強い選手のひとりにしていると思います」
── KCCには2度目の出場になりますが、第1回大会に出場してみての感想を聞かせてください。
「とてもハイレベルな素晴らしいショーでした。ファンの存在や観客の熱気など、言葉では説明できない瞬間がたくさんありました。あれは実際に感じることでしかわからないものです。トーナメントもそれまでの大会と明確な違いを感じました。よりレベルが高く、雰囲気もより緊張感があり、すべての試合がより重要に感じられました」
── 優勝者には1000万円という高額の賞金が授与されますが、その点についてはどう感じていますか。
「非常に大きな賞金ですし、最高レベルで闘い、結果を出すための追加のモチベーションになります」
── 第1回大会時と比較して、成長したのはどんな部分ですか。
「あれ以来、精神面でも肉体面でもさらに強く、タフになり、今も毎日成長し続けています。またプレッシャーの中でも落ち着いていられるようになり、相手をより分析できるようになりました。そして、自分が積み重ねてきた準備を信じられるようになりました。すべての経験が、私をより規律ある、そして自信を持った人間にしてくれました。現在はKCCでより高いレベルのパフォーマンスを見せるために、コンディション、タイミング、そして試合全体の戦略を強化しています」
── KCCでどんな闘いを見せたいですか。
「魂と強さ、そしてエキサイティングで美しい試合を披露したいと思っています」
── 優勝する自信はありますか。
「自信がなければ勝つことは難しいので、はい。自信はあります」
カザフスタン支部
2002年12月19日生まれ、23歳
カザフスタン出身。187cm、80kg
⃝第1回WFKO世界大会 兼 第8回全世界ウエイト制大会中量級優勝
⃝第19回全アジアフルコンタクト大会中量級優勝
⃝IFK世界大会2022 -85kg級優勝
⃝KWF世界大会2021 -75kg級優勝
⃝第13回全世界大会4位