感謝
この度は昇段審査の受審、また昇段のお許しを頂き、誠にありがとうございます。
若い頃から極真カラテに興味がありましたが、入門する勇気などなく、40代まで草野球で体を動かすぐらいの生活でした。
仕事帰りの車中で目に入った「カラテ」の文字。そこが大阪北摂支部本部道場でした。「みんなで空手をするか」と冗談話の輪の中に、今回ともに受審した濱田先輩がいました。先輩が入門し半年後、見学に誘って頂き、さらに師範の好意で体験させて頂きましたが、基本稽古すらついていけずに「これはアカンで!」と思いました。
稽古終了後、師範から「入門どうしますか?」と聞かれ、「入門します! お願いします!」と返事したものの「大丈夫か?」という自問自答はありましたが、稽古を休まない色帯になろうと先輩に宣言し、稽古に行けるように、仕事仲間にも協力してもらいながら、試合、ウエイト制大会スタッフ、夏季合宿などに参加させて頂くうちに茶帯の許しを頂きました。
道場生にはいろいろな職業の方々が時間を作って通っておられますが、みなさんと励まし合い、助け合いながらがんばってきました。
試合会場でトイレの履物を並べている緑代表、支部長の方々、指導員の先生方をお見かけするたび、頭が下がる思いです。新極真会で本当に良かったと思います。全日本や世界大会で活躍されている選手の方も試合終了後には、本当に優しい顔で子供たちにサインをしたり、「がんばれよ!」と励ましているのを見て、「強い人ほど優しくなれる」と感じます。私も少しでもそうなりたいものです。
審査では基本、移動、型、体力と満足できるものはなく、申し訳ない思いでした。10人組手では「最後まで絶対にあきらめない」と広政先輩、濱田先輩と約束して臨みましたが、先輩方が手加減してくれていても想像以上に苦しく、長い時間でした。師範、先輩方、道場生、関係者の方々の応援のおかげで、なんとか完遂できました。
昇段させて頂くにあたり、不器用な私を根気強くご指導頂いた、和田師範、本当にありがとうございました。10人組手、審査進行のお手伝いをして頂いた先輩方、道場生、関係者の皆様、ありがとうございました。これからは道場のため、新極真会のために何か恩返しできるよう精進してまいります。
最後にいつも稽古に快く送り出してくれる、道場生でもある息子、秀真と妻に感謝します。ありがとう!
皆様、これからも宜しくお願いします。
大阪北摂支部
支部長/責任者:和田勝
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