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第13回全世界大会日本代表強化合宿2日目

2023.06.18
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6月16日~18日の日程で、第13回世界大会日本代表強化合宿が山梨県のグリーンヒルズニューみなみで開催されている。男子主将の入来建武、男子副主将の渡辺優作、女子主将の鈴木未紘、女子副主将の野邑心菜を中心に、男女23名(リザーバー4名)の日本代表が集結し、『王座死守!』『伝統継承!』を合言葉に過酷な稽古に取り組んだ。合宿の山場となる2日目の模様をお届けする。

早朝6時、雲ひとつない青空が広がる中、雄大な富士山をバックに山中湖畔で日本代表選手団の集合写真撮影が行なわれた。

午前稽古の冒頭では、緑健児代表からリザーバーである神原詠二、加藤小也香、網川来夢、藤原桃萌の日本代表メンバー入りが告げられ、それぞれが喜びの声と決意を述べた。


基本稽古の後は、前日に続いて外国人選手に使い手が多いふくらはぎを狙った下段カカト蹴りや、そこから下突きや上段ヒザ蹴りへつなぐコンビネーションを2人1組で実践した。次に、肩口を叩いて意識を外に向かせておいての下突きや、その対処法を稽古した。

続いて、「攻撃に終わりをつくらない」(塚本徳臣コーチ)という目的のもと、2人1組になって音声で流れる拍子に合わせて突きを打っていく。相手がサイドに動く、相手が出す中段ヒザ蹴りを交わしながら突きを打つなどのバリエーションが行なわれた。

組手稽古ではリズミカルな音声が流れる中、「リズムをつくろうリズムを」「力まないで動き続ける」という塚本コーチの檄が飛び、2分×3ラウンドの組手が3セット行なわれた。

稽古後には落合光星が合流して挨拶を行ない、新極真会の日本代表全選手が勢揃いした。所要のためここで合宿を離れる緑代表は「この合宿の成果を道場に持ち帰って、世界大会まで一日一日、一瞬一瞬がんばってください。みんなのがんばりを心から期待しています」とエールを送った。

午後稽古では2人1組となり、入念なストレッチが行なわれた。続いて島本雄二コーチが指揮を執り、カウンターのテクニックが伝授された。左右どちらかの肩を叩く相手に対し、半身を切って受け流しながらカウンターの下突きを打つ、下突きから内股蹴りへつなぐコンビネーションを実践した。その後は相手の前足の下段廻し蹴りに対してのボディへの突き、相手の下段蹴りに合わせて肩への追い突き、相手の中段廻し蹴りか上段廻し蹴りに対しての内股蹴りなど、さまざまなバリエーションでカウンター攻撃の技術を学んだ。

その後は学んだ技術を活かし、2分3ラウンドの組手が計4セット行なわれた。稽古の最後には2分40秒の中で回数を競う腹筋、背筋が行なわれ、腹筋では𠮷澤穂高が161回をマークした。

稽古終わりには奥村監督から「合宿も8合目まで来ました。この合宿は世界の舞台で闘った先輩方の技と魂を受け継ぐ合宿です、絶対に男女ともに王座を死守してください」と選手へ激励の言葉が送られた。

夜には施設内でバーベキューが行なわれ、日本選手団が結束を深めた。


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