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JFKO全日本大会目前、世界3王者が強化稽古を振り返る

2021.05.29
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 第52回全日本大会終了後、選手育成の機運が高まる中、JFKO第6回全日本大会を目指して全国で地区合同の強化稽古が行われた。
 その先陣を切って12月にスタートしたのが関東強化稽古だった。 塚本徳臣、塚越孝行、島本雄二の世界3王者が指揮する関東強化稽古は世田谷杉並支部で行われたが、開催のきっかけは島本から塚本への「先輩やりましょう!」という直訴だった。

  稽古は毎週土曜日に行われた。塚本は当時を以下のように振り返る。「これまではみんな道場の中だけで稽古していたので、道場の組手で気がつかないことを試合で気づかされてきました。強化稽古で毎週強い選手と当たることで、これまで経験しなかったテンポ、パワー、スピードを感じて、このレベルまで行かないといけないのかとみんなの計りの幅がかなり広がったと思います。それからそれぞれが毎週テーマを持って準備するようになり男子も女子も目に見えて変化がわかる位に成長しました。」
 島本も「みんなそれぞれの良いところを盗み合いながら毎週向上していることを感じました。また各選手がテーマを持って1週間稽古をして新しい課題を見つける見つけてクリアしていくという、間近の目標ができていたので意識が高まっていた思います」と振り返る。
 選手たちは与えられたアドバイスをもとに与えられたテーマを毎週クリアしていくことでこれまでにない成長を遂げ、意識も高まっているという。
 塚本は「みんな心技体はできていると思います。後は自分のことを信じることです。自覚できていないかもしれないが、自分たちはもう強くなっているんだと自分を信じて試合に臨んでほしい。もし仮にファーストコンタクトで相手が強いなと感じても自分がもっと強い選手達と稽古してきたんだということを思い出して自分からどんどん先手をとってやってほしい」と最後のアドバイスを送る。
  一方島本は「強化稽古に取り組んできた成果を出して新極真会の強さを証明してもらいたいです。もちろん優勝もしてほしいですが各階級ベストフォーを独占する位の心意気と活躍を見せてほしい」と選手たちに期待をかける。
  塚越は「今回高校1年生になったばかりの選手は、初めの頃は強い先輩選手たちに気後れするところもありましたが、後半には強く成長を感じました。本番では名前のある選手とあたって及び腰になってしまうかもしれませんが、これまでの先輩たちは自分より名のある選手に勝って勝ち上がっていきました。戦うのは名前ではなくて、自分の実力。今持っている自分のすべてを出して自分らしく戦ってほしいです」
と若手選手たちへのアドバイスを送った。
 目前に迫ったJFKO第6回全日本大会で選手たちがどのような成長を見せてくれるか期待したい。



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