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亀山真「ベスト4に他流派の選手を入れるわけにはいきません」

2022.12.20
新極真会ニュース

――第7回世界ウエイト制大会は、ケガで日本代表を辞退しました。
「今年の3月、トレーニングをしている時に突然、胸の筋肉に痛みが走りました。しばらくしたら痛みもなくなったので5月のJFKO全日本に臨んだんですけど、大会の初日の時点で張りのような違和感があって、2日目の初戦で痛みが出ました」

――大会後に検査をしたんですね。
「はい。大胸筋と小胸筋が部分断裂を起こしていました。病院の先生からは、稽古を再開するまでには3ヵ月かかると言われました」

――3ヵ月後と言えば、世界ウエイト制のある9月ということですね。
「大会に間に合わないと知った時は、本当に悔しかったです。自分は体重別の世界大会に出たことがなかったですし、日本のためにがんばらないといけないという気持ちだったので。でも、緑師範から『稽古ができない状態で海外選手と闘って悪化したら、今後闘えなくなるかもしれない。それならしっかり治して無差別の世界大会を目指そう』とお話をいただいて、切り替えができました」

――その後は?
「腕を固定していた期間は走ったり脚のトレーニングをしたり、とにかく下半身を鍛えていました。ケガの功名ではないですけど、脚が強化されて蹴りは以前よりも強くなったと思います。その後は腕を動かしながら少しずつ空手の動きを増やしていって、9月くらいからウエイトトレーニングも再開しました」

――第7回世界ウエイト制大会を見て、どんな感想を持ちましたか。
「重量級を海外勢に獲られたことは悔しかったですし、危機感もあります。優勝したエヴェンタス・グザウスカス選手はすごいパワーですよね。攻撃力、破壊力が違いました」

――全日本大会のトーナメントは、Cブロックのシードに入りました。
「Cブロックは、湯川(智仁)選手、(渡辺)和志選手、(鳥原)隆司選手と、軽重量級のトップ選手が多く入っていますよね。パワーもスピードもある選手たちなので、少なくともパワーでは絶対に負けないようにしないといけないと思います」

――同じブロックには、他流派の芦髙侑平選手もいますね。
「芦髙選手は強敵ですが、自分と闘う前に新極真の選手が止めてくれると信じています。他流派の選手を勝ち上がらせないことはこれまでも絶対条件だったんですけど、今回は世界大会の選抜戦なので、絶対にベスト4に入れるわけにはいきません」

――世界ウエイト制に出られなかったうっ憤を、今大会の結果で晴らしたいところですね。
「そうですね。当然、みんな上位入賞を狙ってきますけど、自分もその気持ちに負けないように一戦一戦勝ち上がって、確実に世界大会の出場権をつかめるようにがんばります」

第54回全日本空手道選手権大会
2022年12月24日(土)、25日(日)
国立代々木競技場 第二体育館(JR原宿駅、千代田線明治神宮前駅)
大会ページ
チケットぴあ

かめやま・しん(福岡支部)
1992年8月9日生まれ、30歳
鹿児島県出身。176cm、95kg
●第53回全日本大会3位
●第30回全日本ウエイト制大会 重量級準優勝
●第6回JFKO全日本大会重量級優勝


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