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加藤大喜「自分はまだまだこれから。全日本でそれを証明します」

2022.12.20
新極真会ニュース

――第54回全日本大会が、約1週間後に迫ってきました。
「全日本大会では一度も優勝できていないですし、第13回世界大会の日本代表選抜戦なので絶対に負けられません。第7回世界ウエイト制大会では初日敗退と悔しい思いをしたので、全日本で必ずリベンジします」

――ポーランドで感じた課題は?
「技術的な面では足が止まったり、組手が雑になってしまったことなどです。日本の試合は接近戦での手数が重視されると感じていたので、その意識にとらわれすぎていました。前に出る意識が強くなりすぎて、視野が狭くなっていたと思います」

――二回戦で闘ったジュラス・ソコロヴァス選手は軽重量級を制し、重量級のエヴェンタス・グザウスカス選手も圧巻の強さで優勝しました。
「重量級と軽重量級はとくに大切な階級だと思うので、自分が負けてしまい不甲斐ないです。世界大会まで約1年しか時間がないので、かつてないくらいの危機感を感じます。とくにヨーロッパの選手はパワーと技術力を兼ね備えていますし、精神的にも強いので脅威です。今回の経験を糧に、一から心技体を見直します」

――心の強さと言えば、重量級のマシエ・マズール選手が入来建武選手との準決勝で逆転勝利しました。
「途中まで入来選手のペースでしたが、マズール選手には巻き返す精神面の強さがありました。その姿がかつて見ていた日本代表の先輩方のようで、今の自分や日本の選手にその強さがあるのかと考えさせられました。ポーランドでは負けてしまいましたが、自分はまだまだこれからです。全日本でそれを証明します」

――全日本大会のトーナメントを見た印象はいかがですか。
「各ブロックがひとつの王者決定戦と思えるくらい、レベルの高いトーナメントになっていると思いました。
一戦必勝で臨む意識ですが、四回戦で闘う可能性がある髙橋佑汰選手はとくに意識します。同学年の選手で、自分が小・中学生の頃から強かったことを覚えています」

――準々決勝では、前回大会王者の入来選手と闘う可能性があります。
「入来選手との戦績は2戦2敗なので、今回こそ絶対に勝つという気持ちです。今大会では4位入賞は最低条件だと思っているので、当たってもそこを乗り越えたいです」

――他のブロックはどう見ますか。
「なかなか展開が読みづらいですが、個人的にはケガから復帰した亀山真選手とも闘いたいですし、逆ブロックで多田成慶選手と後藤優太選手が激突するかも気になります。一瞬も気が抜けない闘いになりそうです」

――あらためて、全日本大会に向けて意気込みをお願いします。
「優勝して世界大会につなげるだけでなく、『世界も自分が獲る』という思いを持って全力で闘います」 

第54回全日本空手道選手権大会
2022年12月24日(土)、25日(日)
国立代々木競技場 第二体育館(JR原宿駅、千代田線明治神宮前駅)
大会ページ
チケットぴあ

かとう・だいき
愛知中央支部
1992年6月1日生まれ、30歳
愛知県出身。176cm、86kg
●第12回全世界大会3位
●第5回全世界ウエイト制大会中量級準優勝
●第45・52回全日本大会準優勝
●第28回全日本ウエイト制大会中量級準優勝
●第1回JFKO国際大会軽重量級優勝
●第2回JFKO全日本大会軽重量級優勝


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