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𠮷澤穂高「最後は気持ち。一生のテーマですが覚悟が一番だと思っています」

2022.12.20
新極真会ニュース

――今大会に向けて、どのような課題を持って稽古に取り組まれたのでしょうか。
「世界ウエイト制大会で見えた課題なんですが、至近距離での攻防ですね。優勝はしたんですけど、組手の内容はJFKO全日本よりも全然納得いくものではありませんでした。とくに至近距離での打ち合いの時に、どうしても胸をつけてしまって反則ギリギリの闘いになってしまったので、今はそこが課題になっています」

――今回は無差別になりますが、その部分はいかがでしょうか。
「闘い方はそれほど変わらないですが、今回は多田成慶選手と対戦する可能性があるので圧力の対策もしっかり立てています。自分は同階級だとパワーがあるほうで、そのアドバンテージで下段廻し蹴りを効かせて勝つという感じなんですが、パワーは多田選手のほうが上ですから」

――意識する選手の一人でしょうか。
「ものすごく意識しています。多田選手は過去にアジア大会での自分との試合が『ターニングポイントになった』と言っていました。自分が負けて、そこからどんどん強くなったのを見ているので、自分が倒さなければいけないという気持ちがあります。彼とは同い年ですし、その部分でも負けたくないです」

――これまで全日本大会はベスト16が最高位です。突き抜けるためには何が必要になるでしょうか。
「一生のテーマですが覚悟が一番だと思います。過去の試合を振り返ってみても負けた試合は技術云々もありますけど、最後は気持ちが足りませんでした。JFKO全日本で負けて世界ウエイト制を制したのも、覚悟と言いますか気持ちが大きく影響した部分もあると思います」

――全日本大会は世界大会の第1次選抜戦になります。
「第12回世界大会は自分が絶対に日本代表に入るという気持ちで、選抜戦となった第5回JFKO全日本に階級を一階級上げて臨みました。でも、まさかの自爆で左足を痛めてしまって四回戦で敗退。代表も落選して、ものすごく悔しい思いをしました。結果的にその時は東京城南川崎支部からは(入来)建武先輩だけが選ばれて、大会までは先輩のバックアップに徹したんですけどヴァレリー・ディミトロフ選手に負けてしまいました。自分のことではないんですけど、その時は自分のことのように悔しかったのを覚えています。建武先輩に全部背負わせてしまったので、次は必ず自分が代表になって世界を獲るという気持ちです」

――前回の世界大会から物語が続いているんですね。
「そうですね。その悔しさが自分の原動力でもありますので、次こそは必ず代表権をつかんで世界の舞台で夢でもある建武先輩との試合を実現させたいと思います」

第54回全日本空手道選手権大会
2022年12月24日(土)、25日(日)
国立代々木競技場 第二体育館(JR原宿駅、千代田線明治神宮前駅)
大会ページ
チケットぴあ

よしざわ・ほたか(東京城南川崎支部)
1999年4月10日生まれ、23歳
神奈川県出身。171cm、78kg
●第7回全世界ウエイト制大会中量級優勝
●第7回JFKO全日本大会中量級準優勝
●第1回アジアフルコンタクト大会 軽重量級3位


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