7月18日~19日の2日間にわたり、国立代々木競技場第一体育館でカラテドリームフェスティバル2026国際大会が開催された。2年ぶりの国際大会として行なわれる今大会には、世界24の国と地域から歴代最多となる組手・型延べ4,127名がエントリー。大会最終日となった7月19日は、全日本選手権の幼年、小学生、中学生、高校生、学生男子、U25女子の各部門で熱戦が繰り広げられた。
幼年から小学4年生までの4Gでは、3連覇を達成する選手が複数現われた。小学2年生男子中量級の佐々木暖と若松雅空の決勝は、延長までもつれる接戦となった。互いに横蹴りを狙い、接近戦となってからは互角の打ち合いを演じる。終盤に突きからヒザのコンビネーションが冴えた佐々木が5-0で勝利。3連覇をはたした。

小学2年生女子重量級は、内田晴が上段横蹴り2回で岡本逞良から合わせ一本勝ちを奪い、3連覇を飾った。

小学3年生女子重量級の河野恋珂は伊東沙弥花と決勝で対峙。上段横蹴りで技有りを奪い、続けざまに上段横蹴り一閃。合わせ一本で河野が3連覇を決めた。

小学4年生男子中量級の玉浦海輝は、吉田守禮と決勝で激突。玉浦は出入りを巧みに使って吉田を接近させず、上段への蹴りで技有りを奪って本戦5-0で快勝。3連覇を達成した。

小学5年生から中学1年生までの5Gでも、強豪たちが連覇記録を更新した。小学5年生女子重量級の森本千愛は決勝で対峙した土田彩香梨に対し、突きの連打と下段廻し蹴りで圧力をかけ、コート際まで追い詰める場面も見られた。そのままタイムアップとなり、本戦5-0で森本が4連覇を成し遂げた。

小学6年生男子軽量級は、昨年まで5連覇中の山本楓真が順当に勝ち上がった。田中劉聖との決勝でも主導権を握り、本戦4-0で6連覇をはたした。

小学6年生男子中量級では、大会6連覇中の工藤丈誠が大きな注目を集めた。決勝では対抗に位置する鬼頭宗佑と激突。延長にもつれた勝負は工藤がスピードのある突きで技有りを奪い、延長5-0で7連覇の偉業をはたした。

中学1年生男子重量級は、大会3連覇中の緑晴が実力を発揮して決勝進出。決勝の序盤は前川憲吾の圧力に攻めあぐねる場面もあったが、中盤以降は下突きと下段廻し蹴りで巻き返し、本戦4-0で4連覇とともに6度目の優勝を飾った。

5Gの合間に組み込まれた一斉休憩では、吉本興業のチャンス大城さんとですよ。さんがゲストとして招かれ、佐藤りさこ(群馬支部)、谷口亜翠佳(東京ベイ港支部)、竹島雅之(鹿児島中央支部)、伊勢良啓(愛知中央支部)、マスコットキャラクターのドリーム夢くんも登壇。芸人サイドと新極真会サイドのそれぞれからの質問タイム、各選手の得意技の実演、チャンス大城さんとですよ。さんがそれぞれ持ちギャグを披露するなど、大盛り上がりとなった。

続く6Gでは中学2・3年生、高校生、学生男子、U25女子の各階級で熱戦が繰り広げられた。
中学2年生女子中量級の鈴木心優梨は決勝で初鹿文美と対戦。接近戦で突きのワンツーからヒザで優勢となり、本戦3-0で勝利。大会3連覇をはたした。

高校生男子軽重量級では、ドリームの顔と言える村田哲成に大きな注目が集まった。祖父江海斗との決勝では接近戦での下突き連打で優勢となり、本戦5-0で8連覇を達成。5月の第10回JFKO全日本大会軽中量級でも準優勝を飾るなど、高校生部門と一般部を股にかけて活躍を続ける17歳の今後にますます期待が高まる。

高校生男子重量級は、古谷侑大と佐藤大成が決勝で激突。古谷が佐藤を下し、3連覇をはたした。

高校生女子軽量級は、2連覇中の河村奈々が決勝で草薙璃星を迎え撃った。突きと下段蹴りを打ち合う白熱の好勝負は、本戦終盤に回転を上げて草薙を押し込んだ河村が本戦4-0で勝利。見事に3連覇を達成した。

高校生女子重量級では、選手宣誓を務めた鈴木成実が圧巻の強さで決勝進出。反対のブロックからは、鈴木のライバルである緑絢音を準決勝で破った葛西愛音が勝ち上がった。鈴木は上段横蹴りで技有りを奪うと、続けざまに上段横蹴りで技有りを奪い、合わせ一本勝ち。3連覇とともに、通算10度目の優勝を成し遂げた。姉の未紘が持つV11のレコード更新が現実味を帯びてきたと言えるだろう。

学生男子軽量級は、渡邊大介とカザフスタンのエルハン・ドゥズバイェフが決勝進出。ドゥズバイェフが3度の注意を重ね、渡邊が延長で勝利を収めた。

学生男子中量級は、前回大会のこの階級を制した山木隼斗と小澤大祐が決勝で対峙。突きの連打からヒザへつなぐコンビネーションで優位となった小澤が、本戦5-0で優勝を飾った。

ハンガリーのパトリク・ライトシュとAINのニキータ・クズネトコフによる外国人決勝となった学生男子重量級は、ライトシュが延長でクズネトコフを退けて優勝をはたした。

U25女子19歳以上25歳未満軽量級は、岩口紗藍と梅澤彩音が決勝へ進出。接近戦で圧力をかけ続けた岩口が本戦5-0で快勝を収めた。

U25女子19歳以上25歳未満重量級は、カザフスタンのアンジェリーナ・ベルチと冨村日花が決勝で激突。フットワークを使いながら突きの連打で攻勢に回った冨村が、本戦4-0で頂点に立った。

トーナメント結果、勝ち上がり
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