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吉田優輝「重圧から逃げなかったからこそ、折れない自信がつきました」

2022.09.18
新極真会ニュース

第7回世界ウエイト制大会直前特集2022年9月24-25日◎ポーランド・キエルツェ
The 7th World Karate Championship in Weight Categories in Poland 24th, 25th September 2022

よしだ・ゆうき(川崎東湘南支部)
2004年4月18日生まれ、18歳
神奈川県出身。164cm、54kg
第7回JFKO全日本大会中量級優勝

――第7回JFKO全日本大会では、女子中量級で初優勝を飾りました。
「決勝で旗が自分に上がった瞬間はうれしかったんですけど、しばらくは実感が湧かずにボーっとしていました。いろいろな人から声をかけていただいて、『本当に優勝できたんだ』と実感が湧いてきました」

――決勝戦の相手は、大先輩の加藤小也香選手でした。
「私はすごく緊張していたのに、加藤選手からは笑顔が見えて、その余裕に怖さすら感じました。序盤はヒザ蹴りを効かされてしまって、このままだと負けてしまうと焦ったのですが、胸に一発突きが入った瞬間、『ここが勝負だ』と思って、一気に前に出て決めることができました」

――日本の中量級王者として世界に臨むことになりますね。
「信じられない気持ちです。今までは無差別の全日本大会優勝を目標にしてきましたが、日本代表になってから『自分も世界を目指せるんだ』と志を高く持てるようになりました」

――今回の優勝で、周囲からどのような声がありましたか。
「家族や学校の先生方にも喜んでいただきましたし、川原(奈穂樹)師範から『まだ伸びしろがあるから、もっといけるよ』と発破をかけていただきました。関東合同強化稽古では師範のみなさまに『JFKOチャンピオンとして、見られる立場になるからね』と言っていただき、一気に気持ちが引き締まりました」

――以前の吉田選手でしたら、その声が重圧になったのではないですか。
「自分に打ち勝つ経験を重ねたので、今はそういった声を力に変えられるようになりました。第6回大会で3位になった後、プレッシャーがピークの中で第4回新潟県フルコンタクト大会に臨んで優勝したり、日々の稽古でも『もうダメだ』と思ってから追い込む経験を重ねてきました。重圧から逃げなかったからこそ、折れない自信がついていきました」

――日本代表への初選抜も、気持ちを強くしてくれたそうですね。
「試合や稽古でつらい局面になっても、『世界大会で優勝するんだ』と自分に言い聞かせる原動力になっています。目標が大きくて明確なので、心を支えてくれていますね」

――チャンピオンとして目指す姿はありますか。
「南原朱里選手や加藤小也香選手のように、多くの人にあこがれてもらえる選手になりたいです。技以外でも心の強さや礼儀、感謝を忘れないなど、チャンピオンとして恥ずかしくない人間になりたいです」

――最後に、世界ウエイト制大会に向けての意気込みをお願いします。
「代表初選抜だからこそ『選んでよかった』と思ってもらえる試合をしたいです。新極真会としては全階級制覇を目標に掲げているので、中量級は私が優勝して、組織にも恩返しできるようにがんばります」


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