3歩、3m、30秒が主なルールのハンドボールから、三戦立ちを基本とする空手の世界へ入った三男坊が参段を取得するとは。
空手を始めた頃には全く思ってない段位まで辿り着くことが出来ました。
今回の受審のきっかけはたけし軍団ならぬ、砂川久美子を筆頭とする茶水軍団が結成され今年でちょうど10年という節目であることから受審を勧められました。
勧められたら断らない。誘われたら参加する。注がれたら飲み干す。
決して現代社会で問題視されている各ハラスメントではなく、茶水軍団の信念でもある、何でも前向き!なんくるないさー精神。
中には、その意味を拡大解釈し、「目指せ!ポンコツ!」、「酒は飲んだら呑まれなさい。」を合言葉に意気揚々と人生を歩んでおられる諸先輩方もおられますが、茶水軍団をより良い方向へ導くことに対して超真面目な人達。
その適度なバランスが何とも心地よく、色んな人を巻き込んでいきます。
言わずもがなですが、私もその中の1人であるとともに成長させてもらってます。
審査までは、新型コロナウイルスによる影響で緊急事態宣言が発令されている中、通常クラス以外に特別に稽古設け、表向きでは三密を避けた稽古、裏では稽古後はまだ開いてる飲食店があるから反省会でも。
と、人と会えない寂しさの鬱憤を晴らすかのように昼から集まる上級帯の軍団の方々と稽古を積み、審査当日は何の迷いもなく臨むことが出来ました。
感謝しかありません。
私の財産は空手を通して得た人との出会いです。
その縁を大切に、関わる全ての人の人生が豊かになってもらえるよう、ほんの少しでも力になれたらいいな。と思っています。
今後は、宝くじを当てる!金塊を掘り当てる!など、つい昨日まで描いてた夢から方向を転換し、東京お茶の水支部が世界で1番魅力ある支部になるよう微力ながら頑張っていきます。
そして、我らのボスが持っている圧倒的な技術に追いつけるよう精進します。
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