この度は、昇段審査を受ける機会をいただきありがとうございました。
息子が始めたことで、なんとなく私もやってみようと始めた空手で、黒帯までとれるとは思ってもいませんでした。
このような動機ではありましたが、3ヶ月目に出場した錬成大会で優勝したことで、より上を目指したいと、本腰を入れて空手の道を進むことにしました。
また優勝したその足で、入院していた父にトロフィーを見せに行ったことは、強く記憶に残っています。
父は昨年亡くなってしまいましたが、今回の昇段はきっと喜んでくれていると思います。
道場や試合会場ではいろいろな人と出会い、強まった絆や失ってしまった絆、空手を通して様々な思い、体験をしたことで技術面だけではなく、人としても成長できました。
そしてなによりも、何があってもいつもそばで支えてくれ、どんなときも味方でいてくれる母と、思春期でもずっと黙って見守っていてくれる息子に感謝の気持ちでいっぱいです。
最後になりましたが、器用ではない私に指導し続けてくださった佐野先生、沢山の事を教えてくださった道場の先輩方、一緒に稽古してくれた目白、東池袋のみなさん、コロナ禍での制限された稽古であっても、変わらず笑顔をみせてくれて元気をくれる道場の子供たち、本当にありがとうございました!
これからもより一層精進を重ねて参りますので、今後とも引き続き、よろしくお願いいたします。
※東京豊島支部の情報はこちらよりご確認下さい。