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東京城南川崎支部 角森一之 初段昇段レポート(2021年12月26日)

2022.03.09
昇段レポート

この度は、受審の機会を与えて頂きありがとうございます。
またコロナ禍の中、審査会開催にご尽力頂き感謝致します。

空手との出会いは息子達が小学3年生の時、心身共に強くなればと願い体験させて頂いたのが始まりです。
その後2013年1月、思う所あり私も福岡支部に入門、また同年4月に東京城南川崎支部に移籍し9年になりました。

入門直後の門司道場では、3カ月の短期でしたが仲間達や息子達と共に稽古し多くを学びました。
また送別十人組手は心に残る体験でした。
空手の熱さ楽しさをご教示頂き渡辺大士師範代を始め門司道場の皆様方には感謝しております。

空手を始めた切っ掛けは息子達と接点を持つ為です。
息子達より「一緒に空手やろうよ」と再三誘われるも時間的な都合で叶わず。ですがその後の2012年12月、突然の転勤打診で単身赴任を決意、離れていても空手で息子達と通じ合えればと考え始めた次第です。

当時、運動不足とメタボ体型が災いし準備運動で肉離れする体たらく。
極めつけは審査会の組手、自ら繰り出した右ローの勢いに耐えられずひっくり返る始末。
不格好に転がり嗤われる父を目前に息子達は居た堪れなかった事でしょう。
その時、自分の不甲斐無さを猛省し何としても挽回し結果を出すと決意した次第です。

住み慣れた福岡を離れ単身上京、変化した環境と人間関係に馴染めず戸惑いがありました。
その最中、入来師範始め城南支部の皆様方に温かく向かい入れて頂きました。
人付き合いが下手な私に拠り所を与えて頂き深謝しております。

入来師範と拓夢先生のご指導の元、稽古に没頭、半年でその成果が試合に出始めました。
また息子達の応援の中、全九州・福岡県大会にて幾度となく結果を残す機会に恵まれ、愚直に稽古を積めば私のような不器用な人間でも結果を残せると身を持って示す事が出来ました。

更なる結果「昇段」に向け稽古を積み、試合に臨むも毎回肝心な所で一歩及ばず。
その最中、昇段に向けて最大の機会が到来。
2019年の夏季審査会トーナメントに始まり全九州、全北陸、秋季審査会トーナメントと結果を残し次こそはと臨んだ群馬県大会。
事前配信のトーナメント表を見て愕然、何と初戦は負け越している優勝候補の選手。
初戦敗退だとご破算確実。
決死の思いで初戦突破するも決勝で惜敗。
脱力消沈しましたが拓夢先生の「頑張りましたね」の言葉に救われました。

昇段受審資格者として推挙頂いた直後、自分の不注意で立て続けに大怪我を負い二度の手術。
術前術後に増えた体重を落とすべく減量するも叶わず焦りと不安が。
とにかく拓夢先生の仰る「キレを出す」「気合い」「腰を落とす」を実践。
また減量に関し先輩方より助言頂き審査3週間前にようやく成果が。
その結果、基礎体力と移動、型にもキレが増しそれが自信に繋がりました。

審査当日、終始力みましたが持てる力を発揮し完遂。
拓夢先生を始め先生方、諸先輩方、仲間達、息子達の声援を力に変えられた結果です。
感謝に堪えません。

最後に、不器用な私に対し日頃より微に入り細を穿つご指導頂きました入来師範と拓夢先生には感謝の言葉もありません。
また学芸大学道場の先輩方の叱咤激励とご助言並びに池上道場・大森道場の皆様方のご指導と応援があったからこそ今の私があります。
感謝しております。

ようやく出発点に立てました。
これからも驕る事無く空手に謙虚に心掛け、初心を忘れず仲間達と支え合い切磋琢磨に努めます。

まだ未熟ですが筋金入りの人間であり続けられるよう気を引き締め精進致します。
また微力ながら新極真会に力を尽くす所存です。
今後共ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。押忍

※東京城南川崎支部情報はこちらよりご確認下さい。


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